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はっとり塾

今から初めて英語を勉強する人に覚えておいてほしいこと

2021.04.02 06:28

新学期もあと数日で始まりますが、新年度は新しいことをたくさん経験しますよね。

新中学一年生の皆さんは中学に入ってから、小学校の内容よりももう少し深い内容の英語学習が始まります。


小学生の英語はどちらかというと英会話に近い内容、中学からはほとんどテストに向けた英語学習になります。もちろんどちらも同様に勉強しなければいけませんがテストとしての英語、特に受験英語を学ぶということを始める前に意識しておいてほしいことについて少しお話しします。


発音が大切、読むこと、書くことはたくさんしてくださいね、というのは他の記事にありますのでそれらの部分は省略します。


注意してほしいことは二つです。


一つ目は、<品詞>をなるべく早い段階から意識する、ということ。

<品詞>ってなに?って思いますよね。単語には役割ごとにグループ分けがされています。このグループのことを<品詞>といいます。

 例えば、「ペン」「筆箱」「時計」のようなモノを表す単語は<名詞>というグループ(=品詞)に属します。また、「歩く」「勉強する」「書く」「聞く」など動作・行動を表す単語は<動詞>というグループ(=品詞)に属します。

それぞれの単語がどの品詞なのか、ということについて中学生の初めはなかなか意識することができません。そもそも学校の授業の中で品詞がそれほど大きく取り上げられることがないまま気づいたら品詞を用いた説明がされている、というパターンが多いように思います。

単語を覚える際には発音、つづり、意味、に加えて品詞についても意識するようにしてみてください。理解をするうえで大きな助けになりますから。


二つ目は、先ほど例に挙げた<動詞>についてです。英語には①be動詞 と ②一般動詞

の二つの動詞があるんだ、ということを必ず知っておいてください。そして、今あなたが見ているその文に使われているのはbe動詞と一般動詞のどちらなのか、というのを常に確認してください。英語が苦手な人のほとんどはこの動詞が二種類あるということに全く意識が向いていません。出てくる文をその都度何も意識せずに覚えていくだけの勉強では、途中で英語についていけなくなります。

特に今回の教科書改訂で英語の教科書の内容は大きく変わり、一年生の最初からbe動詞も一般動詞も出てくるようになりました。これは初めから二種類の動詞を同時に勉強することでどちらの動詞なのかを意識させるような意図なのではないか、と考えています。やはり、英語学習においてbe動詞、一般動詞の区別ができていないということは致命的です。その重要性を知ったうえで勉強するのと、そうでないのとでは大きく結果が変わるはずです。



以上の2点については知っておくことで必ず英語学習の助けになるはずです。

最初のうちに意識すべきことを刷り込んでおくことで、それが当たり前のことになり苦労しなくても確認する習慣ができます。逆に最初に大変だからといって意識を怠ると、途中から意識するというのはとても難しくなります。


皆さんの英語学習がスムーズに進むよう、また、楽しく言語を学ぶことができるようにするためにもぜひ覚えておいてくださいね。



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