私のなまえ香 百六十三 花吐息・・・
2021.04.02 12:00
花は桜
花吐息。
桜満ちて、喜び与え 舞い降りる
ひとひら、一片 解けるように舞い降りる
花散らしでもなく、花嵐、花風、花吹雪でもない・・
優しく地へ降りてゆく感じ、花吐息に。
桜の音と春風が奏であい
香りが、美しさと儚さを伝えてくださいます。
恩人がこの世を去ってゆかれました。
そっと優しいまなざしで、手をさしのべてくださった
そして今がある私。
桜と共に、潔く美しく。
花吐息。
感謝をこめて。
【写真は、原谷苑(京都)】