アフリカの電気事情
今日はウガンダ人の方とMTGをして来たんですが、彼の事業はとても面白そうです。
電力に関するインフラ事業に近いのですが、日本での資金繰りやビジネスモデルの固め方などに協力できそうなところがあるので、実際に一緒に進めていこうと考えています。
良くアフリカに対する誤解として、
「アフリカって電気通ってないんでしょ?。。」
というものがあります。
これってサバンナとか◯◯族の奥地の生活とか、メディアの偏った情報がそうさせていると思うのですが、そんなことは無く都市部では普通に電気が通っています。
とは言え、
・郊外の田舎では電気が無く灯油などを燃やしている(火事の原因)
・頻繁に停電が発生する
・停電回復後の過電圧による家電の故障が頻発
・携帯は普及しまくってるが、その充電のために片道何キロも離れた店に通っている
などの問題がたくさんあります。
なので、アフリカでの電気問題の解決ってとても重要なんですね。
つい最近も、タンザニアのDigital Grid社がJICAから3億円の資金調達を達成していました。(この規模でJICAの資金を受けられたのは史上初だとか)
▼アフリカの無電化地域に電力を届ける「WASSHA」、JICA(国際協力機構)から3億円を資金調達
http://thebridge.jp/2016/10/wassha-fundraises-3-million-from-jica
僕がいま大きく関心を持っている領域として、
電気・水・ファイナンス・教育
の4分野がありますが、こういったインフラ面の整備って、生活の根幹を支えるものであるだけにスケーラビリティがとても大きいんです。
その分、現地政府と一緒に連携して行かないといけないとか、現地の雇用はどうするんだとか、設置はどうするんだ、メンテナンスは誰がやるんだ、どうやって機材を持ち込むんだ、といった超えなくてはいけない壁がいくつも存在します。
だからこそ面白いんですけどね。
こういった問題は社会性も帯びているので、すごくやる意義があると思っています。