自動でコマが動き、対戦できる近未来型チェス盤:Square Off
持つ映画『ハリー・ポッター』シリーズの最初の作品、『ハリー・ポッターと賢者の石』にて最後の場面でロンが戦った巨大な魔法チェス。自動的に動くコマに対して、ロンは見事チェスで勝負するのだ。
そのシーンのように、自動的に動いてくれるチェス盤がKickstarterに登場した。その名は「Square Off」。ボードゲームとしてもなかなか楽しめるチェス。それが自動的になったもの。
2012年の時点で、チェスの愛好者は7億人もいたそうだ。そう言う人にはビビビとくるプロダクトなのかも知れない。
進化していくチェス盤
実は、自動的に動くチェスは前々から発売されている。今回Kickstarterに登場した「Square Off」は、それらの製品とは何が違うのか。わりとスゴイ変化。
実は、このチェス盤は、チェスの人工知能と対戦したり、「Square Off」や専用アプリを持つ遠方の人と遠隔で対戦するためのチェス盤なのだ。すべてアプリ内で行えることをあえてボードゲームに出力する感じだ。
「Square Off」のコマが自動的に動く様子は、ちゃんと動いてくれていて、まさに『ハリー・ポッター』に出てくる魔法チェスそのものに見える。テクノロジーの進化で色々と進化して行く。
人工知能と遠隔モード
「Square Off」の魅力の一つは、人工知能が自動的にコマを動かして、チェスの相手をしてくれるモード(トレーングモード)。もちろん、既存のアプリでもこの機能はあるのは既知のことなのだが、チェスのコマを触る分、違った感触が有るはずだ。
このトレーングモードは、人工知能のレベルを選択でき、めちゃくちゃ強いヤツにも挑めるんだろう。
そして、遠隔での対戦。世界各地にいるチェス愛好家とアプリを介して挑戦。「Square Off」があれば、「チェスで戦っている感」はかなり有るだろう。
「Square Off」の機能で個人的に「いいな」と思ったのはこのモード。世界中で行われているチェスのライブストリーミングを「Square Off」で再現しちゃうのだ。プロ達の戦い。それがチェス盤で再現される。
めちゃめちゃカッコいいじゃん。「ええぇ!?そういく??」とか「早すぎ!付いて行けない!」ってのをチェス盤を眺めながら感じられちゃうんだからね。
「Square Off」が動いている映像
これは「Square Off」のKickstarterページに載っている映像と一緒のヤツ。もう既にイスタンブール出行われたStartupにて製品デモ機が公開されていたみたいだ。その様子などが映像に収められている。
「動いてんじゃん」ってのが率直な感想。あと、カッコいい。
デザインが良いね
Kickstarter系のやつで、「動いている」のが確認できたらあとはデザインとかを見て行けばいいと思う。チェスって事で木をの外装なデザイン。通常版(KINGDOM SET)と豪華版(GRAND KINGDOM SET)ってのがある。KINGDDOM SETのSuper Early Bird(早期割引)は無い物の、他のEarly Birdはゲット可能なので、気になった人は是非ともゲットしたいところだ(記事下部にリンク)。
チェス、未来に向けて、進化中。
「Square Off」……良い!!!!!! こいつはチェス以外にも「チェッカー」とか他のボードゲームにも対応できるようにするらしい。ボードゲームの未来に向けて作られた「デバイス」なんだろうな。
Source:Square Off - World’s Smartest Chess Board by InfiVention Technologies — Kickstarter
Image:Pressより