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STEAM教育対応ミュージアム『AkeruE』をパナソニックが有明に

2021.04.05 06:05

【教育報道】 パナソニック(6752.T1)は、令和三年四月三日に東京・有明にてSTEAM対応のひらめきをカタチにするミュージアム『AkeruE』をオープンした。同日にオープニング セレモニ及び内覧会を実施した。ゲストは鈴木夢(丙戌)、鈴木楽(癸巳)とわくわくさん(久保田雅人、辛丑)。鈴木姉弟は、鈴木福(甲申)の姉弟。


STEAM教育とは「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Arts(芸術、リベラル アーツ)」「Mathematics(数学)」を統合的に学習するもの。小中高の新学習指導要領に盛り込まれている。


リベラル アーツは自由七科。「文法学」「修辞学」「論理学」の三学と「算術(算数)・幾何学」「天文学」「音楽」の四科の事。



<子どもも大人も遊んで学べる>

 『AkeruE』は、STEAMを子ども並びに大人が楽しみながら学べる画期的な場。同社は「このミュージアムが名前の通り、子ども達の未来を“開ける”ミュージアムになればと切に願っております。」と期待を語った。同社の創業者で経営の神様と謳われる松下幸之助(甲午)の「企業は社会の公器」を一つのカタチとした。


前身の体験型ミュージアム「RiSuPia」では十四年間で累計四百六十万人が来場。『AkeruE』でも修学旅行や校外学習等の学校団体から予約を募っている。入場料は未就学児が無料。大人・子ども(小学生以上)が七百円。但し、六月三十日まではキャンペーンで五百円。団体(十五人以上、事前予約)が三百円(六十分の見学コース)。


『AkeruE』には二階と三階に分け、「科学館」「創作工房」「美術館」の三要素がある。二階では、3Dプリンタやレーザーカッター等のものづくりができる「テクニート」とクリエイタが集って共同作業する「カオス」。三階では、アート作品と原理展示の「アストロ」、好みの素材を使って作品を創って展示できる「コスモス」と映像・写真・アニメーションで制作する「フォトン」がある。


一重に、非常に画期的な場と言える。子どもだけでなく大人も一緒に遊ぶ事によって、相互にSTEAMを育んでいける。『AkeruE』はCreatミュージアムであり、Creatとは何かを深謀してくれるだろう。大人でも難しいCreatの定義だが、一時間ほど『AkeruE』にて遊んだ子どもの両名にCreatとは何かを問うた。そして両名は、この難題に答えた(以下の動画より)。


写真:パナソニック㈱