宮川 ~とにかく漕がないと進まない…
2015.05.05 13:25
今年初めてのツーリングは宮川に決定。 初めて宮川を訪れた時、とにかく日本一の清流と聞いて行ったのに、三瀬谷ダムによりせき止められてできた奥伊勢湖の水は濁り、流木が湖面を埋め尽くしていた。もちろん、ダムの下は清流とは言い難く、近畿の色んな川よりはきれいにしても残念な様相を呈している。ダムから上へ登っていくと、素晴らしい渓谷が続くが、また宮川ダムが。道路から川まではかなり高低差がある、のんびりぱどらーには無理な個所もいくつか。
ここも、ダムの餌食になった川の一つかと気持ちが沈んだのを覚えています。
さて、今日はゆっくりのんびり行こうと、田口大橋下からエントリーし、宮リバー度会パークまでの約15㎞の予定。絶好の天気に気持ちわくわく!
この時期、もう少しパドラーで賑わうかと思ったら、ほとんど私ひとり占め状態でした。
藤の花もきれいやん~と思いながら、ふと気づくと、全然進んでいない!
そう、川幅が広く、流れも穏やか、逆風の三拍子がそろっていることに気づき、この後は2,3時間休むことなくひたすら漕ぎまくり。まるで、運動部のように必死で。
宮リバー度会パークに無事到着後は、度会特別支援学校前から路線バスに乗り車の回収へ。三重交通の運ちゃんはとても気さくな人で、他にほとんど乗客もいなかったので、宮川カヌーの話や神戸の話などをしながら、最寄りの「注連指口」バス停まで。あ、これ「しめさすぐち」と読みます。読めないよね~
茶畑が広がり、ゆっくりと時間が流れるこの地に癒されて、これから帰りま~す。