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仙骨回し

2018.04.04 06:51

Facebook・Kazutoyo Hishiikeさん投稿記事

♥ 仙骨回し

「仙骨が柔軟に正常に動くことの重要性」

仙骨は背骨を支える要「かなめ」の位置「中央」にあります。

そして、仙骨の両脇にあって横に大きく張り出しているのが腸骨です。

一般的に骨盤というと、この骨を思い浮かべる人が多い。仙腸関節は、仙骨と腸骨をつないでいる関節のことです。

2~3mm しか動かない 関節ですがここが動くことはとても重要なのです。

体の重みを支え、外部からの衝撃を受け止めるクッションの役目を果たしています。

仙腸関節は年齢とともに、骨と骨との 引っかかり のトラブルがとても起こしやすくなるという特徴があります。

仙骨回しはこの仙腸関節の 引っかかりを元に戻し正常化 さす方法です。

仙骨は 後から見ると手の平ぐらいの 大きさで亀の甲羅のように薄く見えますが

横から見ると聖火台の形のようにガッチリ した 骨です。

私考案の 仙骨回しは温めて 押し 回すことで動きを良くし正常化させる 方法 です。

仙骨の位置はお尻の割れ目の上あたりにある尾てい骨の上 約 7~8cmが仙骨の 中央に 位置 します。

方法は膝で立つか立って 回すのが良い。

「座ると 仙骨が 緊張状態になり回しにくい」

両手の 親指を外した4本の指で上 横から背骨をはさんで

仙骨に置き大きく 円を描くように押し 回します。

呼吸と同調されればなお 良いので私は息を鼻で吸って口を少し空けて少しづつ 吐きもって 7~8回 回しまた息を吸って

反対回しに同じように!この運動を約 1分 程度する。

間を少し空けてもう1度しても良い。

「回し終えれば 最後に手をそのまま 上下に数回押して終わりにする」

終われば肩が張るので肩回しをして あげる。

その後深呼吸を1分程度すればなお よろしい。

「深呼吸は あまり深く吸い込まず6~7割程度に押さえ自然に近い深呼吸にする」

こうする事で仙骨回しと深呼吸の ダブル効果で副交感神経が整います。

人間座っている時も立っている時も体の重量が骨盤の中央にある 仙骨にモロにかかるので

仙骨回しをして軽減化することはとても重要なのです。

仙骨回しは湯船に浸かって「仙骨温めて」膝を立てて すると効果が高い。

「仙骨さん今日1日 重い体重を支えていただきありがとう 」という気持ちを込めて

運動するといい!

湯船から出て直ぐに 仙骨回しも良い。

有名な 仙骨シャワーの後に仙骨回しをするとダブル 効果になります。

日中 体が疲れた時など仙骨回しをすると正常化につながり副交感神経も整いラクになります。

「人目が無ければどこでもできる」

この投稿が多くの方に届き「シェア 歓迎」仙骨回しを 実践していただきラクに生き生きと人生を送るキッカケになれば幸いです。

水中浴槽運動と水中金魚運動を合わせて運動すれば健康寿命延伸効果がとても高く なります。

「3つ合わせても 短時間で済む」

早速 今日からお試しください。

「まず1週間を目標に試してもらいたい」

仙骨回しの過去の投稿はFacebookのKazutoyo Hishiike で観られます。

結果は早く出ます。

https://ameblo.jp/one-ko-ness/entry-11519683472.html 【骨盤と仙骨を別々に動かす“鼓命門”(=命門ツボの張り出し)】 より

毎回クラスで説明しながら板書した内容を忘れないように、ホワイトボードを写真に

収めるようにしているのですが、最近その写真を見返してみたら、思いがけず「鼓命門」という言葉がここ2週連続で板書されていました。

自分で書いたならちゃんと覚えておけという話ですが、

その回のテーマとしてかかげていたわけではなく質問に答えていく中でちょろっと出てきただけなのであまり印象に残っていませんでした。

折角なので今回は

この太極拳や気功の基本的な体の使い方としてよく言われる「鼓命門(命門の張り出し)」について少し考えてみたいと思います。

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武術的身体操作研究サークルonekoness

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立禅や基本的な立ち方を説明する際に最初に言われる超~超~基本的なことですが

人が立つ時、エネルギーが途切れやすい場所が2ヵ所あります。

口と尾骶骨のあたりです。

経験者の方ならみなさんご存知だとは思いますがその流れを口で途切れないようにするために太極拳や気功を行う際には、舌を上顎に軽く触れて流れを繋げることが注意点とされるわけです。

そして尾骶骨のあたりのエネルギーの断絶を避けるために行うのがこの「鼓命門(グゥミンメン)」。

これまで、どのように表現したらしっかり伝わるかと試行錯誤しながら指導してきました。

最初は「お尻をしめる」とか「尾骶骨を収める」とか言っていました。

しかし、今やってみていただいたらすぐにわかると思いますがそれでは腿前が張ってしまい

太極拳とは程遠い、上体が反った不格好な姿勢になってしまいます。

それで、今度は「鼠蹊部を畳み込んだまま」という表現を付け加えました。

そして、鼠蹊部を柔軟に使うことに特化したメソッドや尾骶骨を収めるための練習法などを

各々にふさわしいやり方でできるようたくさん紹介してきました。

そうした練習をしていく中で自然と参加者の体が理想的な姿勢を体現してくれるということも勿論あったのですがそのテーマを離れてから時間が経つと体が戻ってしまう方もちらほら…。

つまり、ここで紹介された練習をしていて体が自然に反応して身に付いても、ご本人たちの

脳にはまだ落とし込まれていなかったということがわかりました。

全て私の責任ですのでさらにどう伝えようか考えていたところ最近ようやく以下の表現に落ち着きました。

骨盤を「どうかな?こうかな?」と前後に動かす

のではなく、逆に骨盤を固定して仙骨だけを収める意識で行う。というものです。

そうすると、自然に下腹部と腰のあたりが同時に張り出してきます。

骨盤を傾けて尾骶骨を収めるだけではお腹が凹み、太極拳の理想的な腹部の動きとは正反対になってしまうだけでなく

鼠蹊部が固まってエネルギーが上半身と下半身で分かれてしまいます。

鼠蹊部を柔らかく緩めて自由に畳み込める状態を保ちながら骨盤の位置を決め、その位置のままで仙骨だけを収める(=ねかせる)。

すると膨張するような感じで腰が勝手にふくらみます。

これが「鼓命門」(=腰の命門ツボのあたりを張り出す)。

命門のツボは、たしか腰椎三番のあたりだったかと思います。

(※正確に知りたい方は自分で調べてください。)

この姿勢をしっかりとれている時は息を吸った時の意識が胸郭のあたりで止まることなく

下腹部から腰にかけてスッと楽に落ちます。

深い呼吸を心がけている方は、ぜひ腰にある命門のあたりを張り出すことを日頃から習慣化してみてください。

ありがとうございました。

「無為にして為さざるは無し」

川津康弘