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星を繋ぐ猫達 [第5章 対極の星]

2016.11.20 11:11

風邪を引いてしまうくらい、気温差が激しいです。


先日、久しぶりに東京に行って参りました。吉祥寺スターパインズカフェという所へ、平沢進さんのファンクラブ限定イベントに、行って来ました。とても濃い、楽しい素敵な時間を過ごさせていただきました。


画像は、1枚目は、猫谷エンジニア、猫沢さんの古くからの友猫。


2枚目と3枚目は、スターパインズカフェの看板とお花です。


では、物語の続きをお楽しみ下さい。


[第5章 対極の星 ]


猫の星からの思わぬサポートに、驚く寅次郎博士。


「カルカナル一族は、あなた方の計画を妨害しに、再び、テラへやって来る事でしょう。私達が守ります」


猫谷エンジニアは、キリッとした眼差しで、寅次郎博士達を見つめました。


「あ、ありがとう…」


「あと…」


「あと?」


「ミニイクサフィーゴを、お返しします。元々、あなた方の仲間なのですから…私達の星は、私達の力で道を開いていきます」


なんと、猫沢さんが、一度持ち帰ったミニイクサフィーゴを再び地球へ持ってくると言うのです。


驚いた表情の寅次郎博士の頬に、うっすら光るものが落ちていきました。


猫達は、助けてくれた恩返しをしようと、一生懸命なのです。


「ありがとう…」


「寅次郎博士、あとの2体を早く見つけて稼動させれば、テラは、新たな分岐点に立てるのですよね?私達が、必ず捜し出しますから!20年のロスタイムを取り戻しましょう!そして、我々も、テラビト達のストーンブロック除去を急ぎます!」


そう言うと、猫沢さんは、除去ナノマシーン[カルカン]が詰まった箱を取り出しました。


「ありがとう、ただし、無理矢理 地球人達のストーンブロックを除去はしないでやってくれ…」


「どう言う事ですか?」


「地球人達は、カルカナル磁場にコントロールされているとは言え、自分の意思で生きていると思っている。そして自身の考え方や、概念が正しいものだと思い込んでいる。いわば、その人物が脳で創り上げた思念の形や世界を、無理矢理壊す事になるんだ。いきなり、やったら、何かが崩壊するだろう…それは、とても危険な事だ…」


「しかし、既にタイムロスが…」


「これは単なるトラブルロスではないんだよ…」


「何を躊躇しているのですか?急いでいるのではないですか?」


猫達は、少し困惑気味です。


「確かに私は、少々焦っている。だが…君達の星のケースとは違って、全ての地球人達が、カルカナル磁場からの解放を望んでいないんだ…」


「ケースが違う?すみません…私達には、それが、理解出来ません…」


猫沢さんは、しょんぼりした表情で、寅次郎博士を見つめました。 


「そうだね…これは君達には、理解出来ないかもしれない…。この地球はね、物質化した対極の世界を再現しているんだ。その世界を知らない宇宙生命体の為の場所でもあるんだよ。だから、彼等にとっては素晴らしい世界なんだ…しかし、数が増えてしまえばバランスが崩れてしまう。それを調整するのも、私達の仕事なんだよ…」 


寅次郎博士は、分かりやすく説明しましたが、価値観が違う猫達に、通じたのか困り顔です。


「ならば、カルカナル磁場と言うのは…一体?」


「そのうち解る時がくる…」


寅次郎博士は、あの時、ビラーゴが言った同じ言葉を、ポツリと落としました。


「彼等が到着しました」


そう言うと、猫谷エンジニアは、席を立ち、外に出ていきました。


寅次郎博士や猫達も一斉に、彼の後を付いていきます。


何も無かった空間から、静かにワームホールが出現し、大きな宇宙船が現れました。


すると、突然、寅次郎博士の携帯がいきなり鳴り出し驚きます。


あわてて出ると…


「もしもし、あ、何、私を訪ねにきた人?今、お客さんが来てるんだが…え、明日でも良いって?わかった」


「どうした?」


門田さんが、のほほんと訪ねました。


「私に、お客なんて珍しいんだが…神楽師匠の孫の同級生らしいんだよ。私に話があるって…」


「ふーん」


[つづく]


2016年6月24日から7月6日の2週間、東京 高円寺、猫の額さんにて行われました個展が、無事に終了しました。


また、来年の同じ時期に、猫の額さんにて個展開催が決定しました󾬄よろしくお願いいたします󾠓


(※このブログでは、ブログ小説【猫沢さん作品[幻想の魚の秘密]】架空のSF物語を展開中です。


東京.高円寺[猫の額]さんでの個展とブログ小説の連動型で、お楽しみいただけます。



猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)


※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)


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