仏教詩人・榎本栄一さん 2016.11.20 12:00 〈虫の念仏〉一ぴきの虫が地べたで自分のいのちに手を合わせナムナムいうていた〈泥んこのいのち〉私、このシヤバ世界の泥んこの中からホトケのいのちたまわる親鸞さまも私もはすの花も 泥んこのいのち(念仏のうた光明土)より楽:虫が前足をこすっているのを見て 榎本さんは虫の仏性を見られた。 信仰心の薄い私にはこの連想は遥か遠い。 目の前の出来事は、見るものの意識に よって様々に変化するのですね。 同じ出来事も、今日と明日では違って 見えるかも知れない。 だから、相田みつをさんの 「幸せはいつも自分のこころが決める」 ということになるのです。 小さなことを大きく楽しむ人。 または、足りない足りない。 もっともっとと求めて幸せを なかなか感じられない人と、人様々ですね。