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Oimachi Act./おい街アクト

第一次世界大戦下のロシアの女性部隊の懸命な戦いが甦る

2021.04.06 03:00

パッと見た瞬間、あの懐かしい "死語"

「オバタリアン」が頭に浮かんだ。

ジャケット写真にも

「女性部隊」

「ロシア婦人決死隊」

「戦え、この命が尽きるまで」とコピーが並び、ロシアのオバさん達の集まった兵隊の中隊(?)、大隊の映画かな?

と思ったが、「バタリオン」はどうも

「オバタリアン」とは意味が違うのでは?

と調べてみると、やはり、「バタリオン」は

英語で陸軍編制上の単位のことで、「大隊」

の意味。

そんな感じで映画をじっくり観たくなった。

参考までに今は死語の「オバタリアン」とは、1986年公開ホラー映画「バタリアン」をもじって作られた、オバさん達の様(サマ)を指した合成語。


図々しい、無神経、…とある。

ストーリーは第1次世界大戦のロシアとドイツ

の闘いの最前線での話から始まる。

ドイツ兵もロシア兵も戦闘意欲をまるで喪失し、仲良しごっことして互いに酒を飲み交わしたりするほど。

命を捨てて国の為に戦うなど、バカラシ~、

と戦争はしているが、戦争をしていない。

上層部だけがイライラ。

そこでロシアの女性部隊を募り、戦う気力の

ない男兵士に変わって、ロシアの戦力にしょ

うという発案から、女性部隊「バタリオン」

が結成され、訓練が始まる。志願兵は皆、

頭を刈られてしまう。

美しい女性が坊主頭になっていく…。

この第一次世界大戦の戦(いくさ)は、地面に溝

を掘って、その溝に隠れて戦をするという超アナログ的な戦で、小銃やいいところ小型機関を使う闘い。


映画の中に登場するマリア・ボチカリョーワという女性隊長は実存の人物で、彼女の描写が痛々しくも頼もしい。


この作品はロシア・アカデミー賞(ゴールデン・イーグル賞)4部門受賞、ほか5部門にもノミネートされた。

※ロシア映画でもタイトルを英語で。

そんな時代になりつつあるのか!?


「バタリオン/ロシア婦人決死隊VSドイ

ツ軍」(2015年・ロシア作品)

監督/ドミトリー・メスキロフ

出演/マリヤ・アロノーヴァ、マリヤ・コジュフニコウア、ニコライ・アウジン、他