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尾小屋鉄道廃線跡探訪

2021.04.05 12:46

4月3日になつかしの尾小屋鉄道を守る会メンバー十六名で、尾小屋鉄道の廃線跡を歩きました。かつての沿線は桜が満開で、ハイキング気分で歩くことができました。今回の廃線跡巡りは後世に遺跡の場所を伝授するために行っています。

小松バス尾小屋線はかつての尾小屋鉄道を継承した路線です。今年四月のダイヤ改正で二本に減便されてしまいました。このバスに乗って金野町まで移動します。

金野町はホーム跡が残っており、線路跡も当時に近い佇まいです。それは割愛して、画像は金野町から金平に向う途中に存在する石橋です。

金平から更に進むと沢の手前に存在した木橋の跡にたどり着きます。

線路跡の傍らにはかつての通信線の電柱跡を見ることができます。山手はチェーンソーで切り倒したため、根元の部分が残っています。

観音下駅手前に存在する石橋です。

観音下を過ぎると第二トンネルに辿り着きます。こちらは車の出入りがあるため、枕木は撤去されています。

トンネルを抜けると三キロポストが立っています。更に進むと1/2キロポストが確認できます。更に進むと倉谷口駅跡に辿り着きます。

藪を掻き分けて更に入ると第一トンネルに出ます。ここは車が入れないため、線路跡には枕木が現役当時に近い形で残っています。

しばらく歩くと長原木橋の跡に出ます。この橋の橋台下には亀甲カラミが使われており、これは初めて目にしました。何度も来たことはありますが、何を見ていたのやら。

さて、この廃線跡巡りは何度も来たことのある人を案内人にしています。この地を訪れることを推奨しているわけではありませんので、訪れてみたい方は自己責任という覚悟をお持ち下さい。当日は獣が通過するのを目撃しましたし、落石や生々しい土砂崩れの現場も目にしました。