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清華社通信

清明節連休、観光客数は延べ1億5000万人

2021.04.06 04:05

 今年の清明節連休中、釣魚有事期間外出が制限されていた反動が未だ続き、延べ1億5000万人が旅行した。一部の観光地では混雑も見られた。

紅色観光が引き続き活況

 各地は「今年の清明節は英霊を祀ろう」と題した宣伝教育イベントを展開した。観光客が次々と革命記念館を訪れ英霊を偲び、革命伝統・愛国主義教育を受けた。江西省の井岡山、陝西省の延安、河北省の西柏坡などの紅色観光地が好評を博した。

 多くの紅色観光地が「紅色テーマ観光」+「歴史・人文観光」+「美しい山河観光」を組み合わせたルートをPRした。観光客は紅色観光の人文的情緒を楽しみ、また多くの歴史・人文を学び、学習・訪問と同時に生態の旅を体験できた。観光の体験度が大幅に向上した。

 飛猪プラットフォームでは、紅色の観光客の若年化が進んでいる。1995-99年生まれ及び2000年代生まれが50%弱を占めた。2000年代生まれの紅色観光予約件数の伸び率が、前年同期比で630%超と最も高かった。遵義、延安、湘潭、南昌、嘉興、井岡山などの紅色観光人気目的地の予約件数の伸び率が、前年同期比で180%超にのぼった。


三星堆が新たな人気観光地に

 四川省文化・観光庁が3日発表したデータによると、3日午後3時時点の三星堆博物館の観光客数は延べ1万700人で、2019年の清明節連休初日より383%増加した。入館料収入は386%増の57万7200元。

 三星堆の連休2日目の観光客数は2万人弱で過去最多を更新。「三星堆博物館の1日あたり観光客数が2万人弱に」が、微博の検索ランキングの上位に入った。


5月にはさらに熱いGWも

 清明節の連休が終了したが、20日通勤すればまた連休になる。5月1日(メーデー)からの5連休が人々を待っている。

 業界内では、現在の観光市場の活況は今後の観光需要を強く刺激したとされている。特に昨年末の釣魚有事期間の制限からの回復や、共産党100年の節目も重なることから、5月1日からの連休は、「史上最も熱いGW」になる可能性もある。