パーフェクト・デート

2019　アメリカ　映画

！ネタバレしています！ご注意下さい！

ティーン映画。

アメリカの高校3年生、進路・人生・恋、色々悩む時期の、

すごく既視感のあるシチュエーション。

バイト感覚で嫌味な同級生のいとこ・セリアのパーティーのエスコートをしたことから、

アプリでデート相手の商売を始めたブルックス。

依頼人の要望に応えて色々な人物を演じるうちに、

自分を偽ることに躊躇もなくなり、

大学の面接もリサーチと嘘でそつなくこなします。

調子に乗ってセリアやゲイの親友との仲は破綻するものの、

かわいいセレブ彼女といい感じに。

でも空回りの虚無感が画面からも伝わってきます。

結局、最初のエスコートからお互い素でいられたセリアへの気持ちに気付き、

気持ちを伝えあってハッピーエンド。

自分達らしいダンスパーティーを準備してお洒落にめでたし、です。

セリアが出てきた瞬間に、

あぁ、自分を持ったちょっと変わり者っぽい浮いてるこの子とハッピーエンドね。

って一瞬で察します。

完全にテンプレ。

主人公も、その彼女も、ゲイの親友も、

暖かく見守る家族も、

嫌味な同級生も、セレブなお嬢様も。

すごくテンプレ通りだし、台詞もお手本のよう。

何にも考えずに2時間ドラマくらいの恋愛ものを見たい時は軽くて良し。

ただ、セリアへの告白がセリア大学への願書だったのは最低のセンスだったかな。ダサい。