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SLOWLIFE&CO. - VINTAGE & OUTFITTERS -

SENTIENT -なぜショップに立つのかという意識-

2016.11.21 17:17

こんばんわ。

大阪南船場の古着屋『SLOWLIFE&CO.』yasuhitoです。



今日は懐かしい顔ぶれに一日中恵まれ、本当に楽しい一日でした。

同時に色々話しができたので、自分がやっていることの難しさを再確認。

しっかりやっていかないとなと思ったのと同時に、自分軸をさらにしっかり保たないといけないとも思わされた。



そんな事もあってか、今の服屋について色々と考えてみました。


今やアパレル業界は、どのジャンル・どのブランドも厳しいと言う声ばかり。

でもごく一部ですが確実に伸びているブランドもある。


その違いは何なのか。


今日Twitterの記事で、百貨店の今季のアパレル部門の売上が著しく悪く、その原因が「暖冬ですからね〜。」らしい。

その返答がどこまで真意を突いているのかは知らないが、毎年その言葉を聞く気がする。

暖冬って言ってもシーズンを見越した販売は可能なはず。

それに今や温暖化は誰もが感じていること。

という事は、毎年暖冬になるのは目に見えている。

暖冬と言っても日本の気候状冬は寒いし、毎年雪も降る。

それを見越した上での営業はもちろん商品企画等アプローチの仕方は沢山あるはずだし、それをプロとしてやっていかないといけない。


一方、一部のブランドでは夏場にダウンベストやニット等冬物が売れている実績もある。

それを買う人の意識は「今のうちに買わないと無くなってしまう。」、「シーズンが来たらすぐに使える。」といったものだそう。

そうなってくると正直シーズンは関係無いし、自分が良いなと思ったら買うでしょ?と思えてくる。

要はどれだけ人に対してのアプローチ、想いを伝えることが出来ているかに尽きるのではと思う。


それに対して「暖冬ですからね〜。」というのは、対策は何も考えていませんと言っているのと同じではないのか。

何かしら考えて、それでも駄目だった場合でも、それに対してのアンサーは違ったものが返ってくるはず。

そう考えると服が売れず、アパレル業界が今ひとつ盛り上がってい無い原因は、時代の流れではなく売る側にあるのではないかと感じて仕方がない。


売り手のレベルは完全に降下傾向にあると思う。

店頭に立つ事が、ブランドの顔として直結する事に気が付いていないスタッフ。

どのお店に行っても、見た目だけの話し・マニュアル通りの話ししかしてこないスタッフ。

前者は論外ですが、今やインターネットが成熟しきった時代に、Web.SHOPを見れば説明書きで書いてあるマニュアルの話しをする事こそ意味の無いことと感じないのかと思う。


もっとWeb.では伝わらないものを伝えないといけないし、それは意外と難しい事ではないと僕は考えている。

コンピューターと同じ土俵に立ったところで正直勝ち目はない。

けれどコンピューターでは絶対に入ってこれない領域を人間は持っている。

そこに気付き徹底的に研ぎ澄ましていくと、まだまだやれることは大いにある。


「店頭に立つ」


その意義は何かということを忘れてはいけないし、常にそのレベルの向上を意識しないといけない。



新参者が何言ってると思われるかもしれませんが、その意識を持っていないと店頭に立つ意味すら無くなると僕は思っています。

僕だってまだまだ未熟なのもいいところですが、これだけは常に意識しているつもりです。



長々と活字ばかり申し訳ないです。

明日はちゃんと商品の紹介をしますね。


しっかり楽しませます。


Web.SHOPは更新いたしました。

是非ご覧くださいませ☟☟

前々からお伝えしている通り、明日22日(火)はお休みを頂きます。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。



明日は午前中大阪での用事を済まして、久しぶりに少しゆっくり自分の時間を作ろうと思います。

休息すると同時に、たくさん吸収出来ることを見つけられるような一日にしたいですね。


楽しみです。




『SLOW LIFE&CO. - VINTAGE & OUTFITTER -』

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