撮影日誌 2016.11.22
2016.11.21 23:54
自宅兼スタジオの古民家に鎮座する山女魚の水槽。
つい見とれてしまい、デスクワークの妨げになるのが困りものだ。
事の始まりは山に春が訪れた頃。
第一弾の試作を味見に連れだったのは、近隣の移住者たちクリエイティブの面々。
試験瓶に入ったこれを口にするのは少し勇気がいった。 
日本一の山女魚を塩だけで漬けたアンチョビ。
味の決め手になるのは、頭と内臓の処理の仕方と熟成の加減。
水と森に育まれた里山で、 新たな試みが始まった。
映像作家 / ディレクター 矢野伴親