在宅勤務1年
在宅勤務を本格的に開始してちょうど1年。どんなことを感じたかをメモに残しておきたいと思っています。
この1年で急激に働くことに関する改革がすすむことになりました。そのひとつが在宅での勤務です。当社は常駐先のお客様の働き方に依存する部分が多いので、それに倣い働き方を決めることになります。現在お仕事をいただいている施主様は率先して在宅勤務をすすめる企業ですので、私もそうなりました。
◇よかった点◇
通勤時間に費やす2時間~3時間を業務に使えている
業務が煮詰まったときに、犬を抱いて近所を一周するだけでリフレッシュできる
息子に仕事をしている姿を見せることができる
自分に必要な情報以外入ってこないので集中できる
平日のすいている時間帯に美容院や洗車に行くことができる
夜7時からの剣道のお稽古に行くことができる
◇課題と思う点◇
結局24時間365日仕事をしていた気がする
朝が遅くてもいいという油断があり、午前2時3時まで仕事をしてしまう
会議中に犬が吠えたり宅急便がきたり家庭の雑音が入ってしまう
家にある機械でのスキャン、プリントアウト、コピーの質が悪い
時々Wi-Fiが途切れる
かみさんのほうが働きに出ている時間が長く「おれ、大丈夫か?」と思う
近所のかたに心配される
家事の量が増える(これはよかった点に入れるべきでしょうか?)
◇総括◇
課題と思う点は、どれも機器を整えたり、セルフマネジメントができれば
解決できることばかりです。よかった点と比べれば、微々たるもんです。
対面のコミュニケショーンが欠落することによってモチベーションが下が
るかな、と思っていましたが、定期的にリモートで打合せがあるし、私の
場合はどうしても現場で皆さんと打合せをすることがあるので、そのあた
りは今のところなんとかなっているようです。(とはいえ、個人的には、
顔をあわせての打合せやくだらない雑談が一番大事だと思っているので、
どこかで限界がくるかもしれません。時々お客様と面談で打合せをする
と楽しくてしかたないです・・・)
こうなってくると、もう少し時間をうまく使って地元に還元するような
活動だったり、自分の趣味を高めたりすることができるのではないか、
と思います。それこそ副業だってあり得ます。ワーケーションだって
現実味を増します。都心一極集中が悪いとは思いませんが、駅前のオフィ
スビルがどんどん廃れている地方の都市や若者がいない農村を活性化させ
るヒントがここにあるのではないかと感じます。
「新しい働き方」「新しい働く場」を創り続け「働く人」の「新しい生き
方」を提供するのが当社の使命だと、改めて思いました。