柔道金メダリスト 古賀稔彦さんと争ったハンガリー柔道家ハイト―シュ・ベルタラン元選手が追悼(テレビ朝日 ANN Newsより)
古賀稔彦氏とハイト―シュ・ベルタラン氏 (1992年 バルセロナ・オリンピック・決勝)
「平成の三四郎」と呼ばれ、背負い投げを武器にした日本の柔道家で、1992年バルセロナ五輪、男子71キロ級金メダリストの古賀稔彦(こが・としひこ)さんが、2021年3月24日、がんのため、53歳の若さで亡くなられました。
1992年バルセロナ五輪の決勝戦で古賀稔彦氏と対戦したハンガリーの柔道家で親日家でもあるハイト―シュ・ベルタラン元選手(RHDSE JUDOクラブ総監督 / 銀メダリスト)が、テレビ朝日(ANN News) において、古賀氏を追悼しました。
決勝では判定により古賀氏が優勢となり、惜しくも金賞を逃したハイト―シュ氏。「古賀氏の柔道に対する立ち居振る舞いを見て、素晴らしい人だと思っていた。あなたは偉大なる勇士だった!安らかにお眠りください!」と声を詰まらせながらも哀悼の意を表しました。
ハイト―シュ氏は現在130人もの子供達が通うブダペストの人気道場(RHDSE JUDO)で後進の指導にあたっており、世界カデット柔道選手権3位のTóth Benedik(2000年11月生まれ)等を輩出しています。
「武士道と共にあれ。友よ、安らかに眠れ!」と書き込まれたハイト―シュ氏の個人フェイスブックには、ハンガリーの親日家や柔道家が古賀氏を偲び、多くのコメントが寄せられています。
古賀稔彦氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ハイト―シュ・ベルタラン氏 92年バルセロナ決勝
92年バルセロナ 黄金チームと呼ばれたハンガリー代表チーム(左ハイト―シュ・ベルタラン氏)
テレビ朝日 ANN News より
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