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ZIPANG-5 TOKIO 2020 古今折衷 京町家建築魅力の宿「光の蔵風呂」公開!

2021.04.08 18:55

歴史的な蔵×浴場×アート ⽔⾯に映る光の幻想
「光の蔵⾵呂 - Color Field Bathing-」
京町家の宿「Nazuna 京都 御所」にて2021年4⽉8⽇より公開!


高い天井と土壁が印象的なロビーエリア


客室『柏餅』

「柏餅」をテーマにインテリアを設えた、1階に位置するラグジュアリーキングルーム。
シモンズ社製のキングベッドを備えた寝室と露天風呂、専用の庭に面した縁側付きの居間がある。庭に佇む松の老木や「侘び寂び」の世界観を感じさせる床の間は数十年の歳月を経て堂々たる風格を湛えている。

京町家建築の魅力が存分に詰まった空間と「柏餅」をイメージしてオリジナルに制作・選定された現代的なアートワークが調和した、当館ならではの独創的な部屋である。

※雨天の場合は蔵風呂の利用特典がごある。
(利用時間は当日の予約状況による。予めご了承を。)  


客室『葛切り』

「葛切り」をテーマにインテリアを設えた、1階に位置するラグジュアリーキングルームです。シモンズ社製のキングベッドを備えた寝室と半露天の檜風呂、専用の庭がある。



浴槽からゆったりと庭を楽しむことが出来るように、浴室には庭に面した大きく開放的な窓が設えられており、また寝室のソファやベッドからも庭を眺めることが出来る。

歴史ある京町家の面影を残す床の間は葛切りからインスピレーションを得たオリジナルの現代的なアートワークで飾られ、空間の独自性を高めている。

  


京都御所および二条城から徒歩10分圏内に位置する「Nazuna 京都 御所」は、和菓子をテーマにした全7室のスモールラグジュアリーな旅館である。


宿に足を踏み入れると、かつて当館が材木屋として使われていた頃の名残を残す、高い天井と土壁が印象的なロビーエリアが迎えてくれる。


客室『最中』


「最中」檜風呂


「最中」をテーマにインテリアを設えた、2階に位置するデラックスキングルーム。
シモンズ社製のキングサイズベッドを備えた寝室と、檜風呂に天窓から柔らかな光が差し込む浴室がある。玄関と寝室を仕切る襖は地元の職人が「最中」をイメージして手作業で制作したオリジナル作品である。  


客室内の庭に露天風呂・半露天風呂を設えたラグジュアリールームは「柏餅」「葛切り」、ゆったりとした内風呂を設えたデラックスタイプの客室は「串団子」「最中」「八つ橋」「羊羹」「落雁」と和菓子の名が付けられ、各客室名をテーマに制作・選定された現代的なアートワークが伝統的な京町家を彩る。


朝は厳選された四季折々の食材を用いたNazunaこだわりの朝食が賞味出来る。


京の老舗「泉仙」仕出し<精進朝食>: 08:00~09:30

古くから伝わる「精進料理」では、肉類魚介類を使用せずに、穀物、豆類、野菜などの食材だけを使用して作る。また、食材の味をいかすため、調味料の使用を抑え、食材を余すところなく使い切る。
鉄鉢を形どった器に、四季おりおりの味覚を盛り込んだもので、禅の心と、京料理の伝統を現代に生かしてある。

お品書き
・先付・蓋物・蒸し物・浸し物・木皿・煮物・吸い物・ご飯
 ※写真はイメージであり、時期により料理内容が異なる。


The Story of Nazuna 京都 御所



「串団子」をテーマにインテリアを設えた、2階に位置するデラックスキングルームです。シモンズ社製のキングベッドを備えた寝室、小上がりの和室、広々とした浴槽を設けた浴室がございます。太い梁が走る高い天井や床の間の建具など随所に改修前の京町家らしい姿を残しつつも、「串団子」からインスピレーションを得てオリジナルに制作された現代的なアートワークがお部屋を彩ります。
  

当館から程近い夷川(えびすがわ)通りは、古くから京都一の建具・家具屋街として栄え、現在でも数多くの家具屋が並んでいる。こちらの材木屋は京の建具・家具文化を長い間支えてきたが、その役割を終え、空き家となっていたのだ。


近年、京都では町家再生プロジェクトが増加しており、一方で、当館のような大型の町家は維持・改修の費用負担が大きいことなどから、引き取り手が見つからないまま止むを得ず取り壊されることも多く、その数は減少の一途をたどっている。


京都の発展を支えてきた歴史的・文化的価値の高い建造物を後世に残したいという想いを原点に、2棟の大型町家を中庭で結び、旅館として再生させた。


高い技術を持つ職人たちが館内の梁・建具などを丹精込めて甦らせ、天井の高い広々としたロビーエリアからは材木の保管場所であった当時の姿が窺える。


至るところに改修前の面影を残しながらも、全室に床暖房など最新の設備を備え、京町家でのユニークかつ上質な宿泊体験をすることができるよう現代風にアレンジしてある。


’’古今折衷’’体験型アート作品『光の蔵⾵呂』


改修前の蔵


改修後の蔵風呂


蔵を改修した大型貸切風呂『蔵風呂』


Nazuna 京都 御所 では、歴史的な蔵を改修した貸切浴場で⼊浴しながら鑑賞できる体験型アート作品『光の蔵⾵呂 / カラーフィールド・ベイシング(Color Field Bathing)』の提供を開始する。


⼊浴⽂化伝来の歴史の中で意味合いの深い「七宝」と⽇本の「四季」から想起された光と⾳によるアート作品で、4 組のアーティスト・クリエイターとのコラボレーションにより実現した。


宿泊者限定のプライベート空間で新たな⼊浴体験を楽しむことができる・・・


歴史的な蔵×浴場×アート ⽔⾯に映る光の幻想「光の蔵⾵呂 - Color Field Bathing-」



 ◆コンセプト

本作では、瞑想的・神秘的な要素を持った抽象絵画に⾒られる表現⼿法を「蔵⾵呂」空間全体へ拡張している。また、空間内は 3 つのアート作品によって構成されており、⼊浴⽂化伝来の歴史の中でキーとなる数字「7/七宝」を起点に展開されている。


1、壁⾯メインオブジェ「77」 七宝と呼ばれる伝統的な和柄をモチーフに構成。七宝は、仏教⽤語で「⾦、銀、⽔晶、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう) 珊瑚、しゃこ」の 7 つの宝を意味している。
円満、調和、ご縁などの願いが込められた縁起の良い柄とされている。



2、7 つの光の球体を⽤いたライティングアート ⽇本固有の四季の変化から着想し、天井から吊られた 7 つの球体の光⾊が変幻。「蔵⾵呂」の揺れる⽔⾯に映り込む光が幻想的な空間演出になっている。


3、京都で収⾳した⾳源をモチーフにしたサウンドアート 京都御所を中⼼に⾏ったフィールドレコーディングの⾳源から 40 分のサウンドアートを制作。これらの⾳源のい くつかはソフトウェア上で 1 億年以上の時間へ引き延ばされ加⼯された⾳としてプログラムの中で奏でられる。



これら 3 つの作品で構成された「光の蔵- Color Field Bashing-」は、幻想的な空間で⼊浴しながら体感できる 40 分間の新たなアート作品となる。また、上演中には季節に合わせた和菓⼦を提供しており、旬の和菓⼦を味わいながら当館だけの特別なひとときを堪能できる。


※ 体験は「Nazuna 京都 御所」の宿泊者限定 : 1,500 円(税込) / お⼀⼈様 (40 分)


Nazuna 京都 御所 は、かつて材⽊屋として京都の発展を⽀えてきた⼤型の京町家 2 棟を、和菓⼦をテーマとした全 7 室のスモールラグ ジュアリーな旅館に改修し 2019 年に開業。


維持・改修費⽤負担の⼤きい⼤型の町家でありながら、歴史的・⽂化的価値の⾼い建造物を後世に残したいという想いから再⽣に着⼿。


材⽊保管庫の⼟壁が残るロビーエリアや天井に太い梁が⾛る客室など以前の趣を残しつつ現代的で快適な宿泊機能を備え、また⻑年利⽤されることなく放置されていた中庭の蔵は宿泊者専⽤の貸切浴場として活⽤されている。


入浴文化について

弘法大師と五頭山華報寺

新潟 五頭山温泉郷 弘法大師 五頭山開山を記した最古の文献「五頭山日記」
(リンク記事~弘法大師の錫杖から湧き出た「秘湯 五頭温泉郷」〜巻末参照)


七宝と入浴文化

(1)日本の風呂起源=仏教には、入浴は七病を除き七福を得るという教えがあり、 寺院へ参詣する客を入浴させた。

(2)上記が由来し、大きなお寺には七堂伽藍といわれる建物があり、寺によってはその中に浴堂といわれる場所があった。 

(3)これらの理由から風呂に起源にもまつわる縁起の良い「7」をモチーフにした。
(Nazunaも七十七が由来であり親和性が高い)

(4)7を着想の基とし、七宝(しっぽう)という仏教柄に着眼した。

(5)七宝とは仏教の言葉で、金・銀・瑠璃・玻璃・珊瑚・瑪瑙・硨磲の宝物を意味する

(6)空間に浮遊する照明も7つで五感でリラクゼーションを体感するのと同時に、これらの知的欲求も満たす体験にもなると考える。



七宝とは仏教の言葉で、金・銀・瑠璃・玻璃・珊瑚・瑪瑙・硨磲の宝物を意味する。絶えることのない永遠の連鎖と拡大を意味し、円満、調和の吉祥文様として親しまれている。  



◆ プロフィール

株式会社 Nazuna / 運営

京町家や武家屋敷をリノベーションした旅館・⼀棟貸し宿を運営。
旅館タイプの「Nazuna」ブランドとして「Nazuna 京都 ⼆条城」「Nazuna 京都 御所」(いずれも「ミシュランガイド京都・⼤阪」で 3 パビリオンに掲載)、⼀棟貸し宿タイプの「季楽」ブランドとして 2018 年の⽇本経済新聞「専⾨家が選ぶ全国古 ⺠家町屋ランキング」で 8 位を受賞した「季楽 京都 姉⼩路」など、伝統的な要素を残しながらも独創的な宿を展開している。


株式会社 Kiraku / 企画

株式会社 Kiraku は、ホテル開発・企画、アセットマネジメント、ソフトウェア開発、データ分析コンサルティング等を⼿掛けており、2015 年 7 ⽉に宮崎県⽇南市より「まちなみ再⽣コーディネーター」業務を受託。2017 年 12 ⽉には、経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定。⽇本の歴史的資源を活⽤した再⽣ビジネスに着⽬し、旅館再⽣を含め、「⽇本の未来に残したい資産」をテーマに、事業性のある不動産の利活⽤プロジェクトを進めている。


⽥中 英⾏ / アーティスト・アートディレクター Qe to Hare

京都府⽣まれ、美術家、Qe to Hare Inc.CEO 京都市⽴芸術⼤学⼤学院 MFA 終了、アーティストとして世界 12 ケ国 45 都市、60 以上の美術館、ギャラリー、アートセンター、芸術祭などに作品出典。⽇本⽂化や歴史にフォーカスしながら多様なメディアを⽤いて創作活動を⾏いながら、アーティストの視点から様々なスタイルでクリエイティブな事業を展開する。


xorium / クリエィティブユニット・ライティングアート

⽵川諒、中⽮知宏、中村慎吾の 3 ⼈で構成されるクリエィティブユニット。
「実空間におけるデジタルとの⼼地よい共存の境界線を⾒つける」を軸に活動。酒の記憶を呼び起こす「味憶」、奥⾏きのある映像表現を可能に する「[Ziː]」といった⾃主制作作品他、ライティングアートや映像制作など幅広く活動。


⼩松千倫 / アーティスト・⾳響作家

美術家、⾳楽家、DJ。世界各地のレーベル、パブリッシャーより多数の作品をリリース。
くるりのリミックス、Koji Nakamura(ex.スーパーカー)のプロデュースワークなども⾏っている。また、ネットミームやサンプリングなどの⽅法論を⽤いた⾳響、インスタレーション作品の制作、保存の研究をおこなっている。


武⽥ 彩華 / 和菓⼦職⼈

和菓⼦職⼈として有名菓⼦店で修⾏の後、京菓⼦の通信販売「ことの葉」を開始。お年寄りから⼦どもまで安⼼安全な、天然素材・旬の⾷材を⽤いた京都の⾃然派和菓⼦は全国からファンも多い。京菓⼦協同組合 持寄会(作品展)年間賞 四年連続受賞(⼥性初)。


・・・京町家の宿は・・・

「ミシュランガイド京都・⼤阪 2020」および「ミシュランガイド京都・⼤阪+岡⼭ 2021」に「3 パビリオン」の宿(⾮常に快適な旅館)として掲載されている。  



交通アクセス

NAZUNA 京都 御所
〒604-0003 京都市中京区花立町255-1

最寄り駅及び空港

京都市営地下鉄烏丸線 丸太町駅 徒歩5分
京都駅 タクシー15分

※当館には駐車場はありません。
来館の際は、公共交通機関または近隣の有料駐車場のご利用を。



参 考

弘法大師 五頭山開山を記した最古の文献「五頭山日記」下記サイトにてご覧ください。


ZIPANG-4 TOKIO 2020~弘法大師の錫杖から湧き出た「秘湯 五頭温泉郷」〜それは越後最古、出湯温泉のお話です(その1)

https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8700271/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 五頭温泉郷に渾渾と湧き続ける不老長生の湯ありき ⁉〜薬師如来御利益の伝説をもつ 『村杉温泉』のお話〜(その2)

https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8721674/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 全国の姥神像行脚(その14)新潟五頭山麓 羽黒地区 「出湯温泉の姥神信仰とは」…【寄稿文】廣谷知行

https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7661203/


ZIPANG-2 TOKIO 2020「弘法大師 空海の世界遺産高野山真言宗 総本山金剛峯寺」

 https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4419291


ZIPANG-2 TOKIO 2020~始まりは辞本涯『五島』から~「慈覚大師円仁の故郷『杤木』そして比叡山へ」

https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4520100



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(順不同・敬称略)

旅館 Nazuna 京都 御所 〒604-0003 京都市中京区花立町255-1 Tel: 075-708-6870 

五頭温泉郷旅館協同組合 〒959-1928 新潟県阿賀野市村杉3946-163
五頭山麓うららの森 情報発信館内 Tel: 0250-61-3003



現在、1400件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


250件ほどの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)

https://tokyo2020-4.themedia.jp/


235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)

https://tokyo2020-3.themedia.jp/


200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-2 TOKIO 2020 (VOL-2)

https://tokyo2020-2.themedia.jp/


615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)

https://tokyo2020-summer.themedia.jp/


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ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)

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