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レジストロアウル納車後2年経過。良かった点・気になった点①

2021.04.16 16:19

我が家にレジストロアウルがやってきて2年が経ちました。


このクルマを2年使ってみて当初思っていたことに変わりはなく、本当によい買い物をしたと満足しています。

今回は2年使ってみて、良かったところを紹介していきたいと思います。


①フルサイズキャブコンと比べるとコストが安上がり

レジストロアウルはタウンエーストラックをベース車に採用しており、ベース車のグレードはカムロードの下です。トヨタのミニバンでいえば、ノアとシエンタみたいなものですね。


クルマの大きさも違いますが、税金だけでなく・タイヤなどの消耗品が安いです。

キャンピングカーは消耗品交換のサイクルが短いので、維持しやすいのも嬉しいポイントですね。

消耗品以外では足回りの快適化の費用も安いです。

キャブコンベース車のベストセラー カムロードは足回りの快適化用品がかなりの種類発売されています。

これは、ノーマルの乗り心地が悪いという事が理由なのですが、満足できる乗り心地にするために皆さん結構お金をかけている印象です。


有名どころではエアサスor強化サスペンション・タイヤ交換・スタビライザー・強化ブレーキが代表例でしょうか?


しかしながら、タウンエーストラックには足回り快適化用品は数えるほどしか出ていません。

2トンベースよりも車体剛性が低く、サスペンションも商用車の中では硬くないので、後席に人を載せる場合でも足回り強化にそんなにお金をつぎ込まなくてもいいと考えている人が多いのでは?などと都合よく解釈しています。


うちでは強化サスペンションと強化ブレーキのみ導入していますが、それで十分だと思える乗り心地になります。(商用車ベースなのである程度妥協しています。)

その2点で8万円くらいでした。個人的には強化ブレーキを入れて、サスペンションはノーマルで乗ってみて物足りなければ強化で全然いいように思います。(強化ブレーキのみなら3万円以下です。)


②乗降や運転のストレスが少ない

マイナーチェンジ前の車両ですが、YouTubeにライトエーストラックのインプレッションをあげている動画がありました。空荷の状態ですが、この方のインプレに感心しています。

私もレジストロアウルを購入する前は1トントラックと軽トラックの中間のトラックは要らないのでは?なんて考えていた頃がありました。

トヨタさん マツダさん 申し訳ありませんでした。

架装された状態でも操縦安定性などは「トラックにしては」優秀で乗り降りもしやすく、非常に扱いやすいです。よくできた小型トラックだと思いますよ


③下回りがスカスカで点検やメンテナンスがしやすい。


キャンピングカーは晴れの日以外にも雨の日、雪の日も走ります。

雪の日などは路面に撒かれた塩カルの影響で錆が出やすく、きっちり下回りを洗浄してやらないと、たちまち錆びだらけになってしまうでしょう。


錆びはクルマにとって天敵で、トラックの状態であれば、まだシャーシの修復はできるでしょうが、架装されているクルマの場合、シャーシが腐ってしまったら大惨事です。

そのため、下回りがスカスカなタウンエーストラックがベースのアウルは点検しやすくとても助かっています。


④車内の騒音が少ない 

少し古い写真ですみません。

キャブコンは普通自動車と違い、上部収納や引き出し・バンクベッドなど、車中泊に使用する設備が設置されています。


車中泊の際には便利なものですが、荒れた道や段差を走行すると、これらの設置が軋んだり、共振したりして「ドスン!」「ダダン!」と音を出します。


路線バスに乗っていると、段差や道の悪い場所などで乗用車では聞かないような音が聞こえると思います。

あれと一緒です。どんな音か伝わりにくいと思いますので、実際にバスに乗っていただくか、YouTubeで動画を見ていただくと参考になると思います。


そして、この「音」が結構ストレスになるのです。

路線バスと違い、高速走行もするキャンピングカーは路線バスよりも早い周期で音が出ます。


それに対してレジストロアウルの騒音が他と比べて少ない理由はなんでしょうか?

カムロードと比べてプアなシャーシ性能が影響しているのか、サスペンションのセッティングがそこまでガチガチではないので、突き上げ等がかっちりしたカムロードベースと比べるとマイルドなのが理由かもしれません。


その他にもバンクベッドは収納時固定できるようになっていて、引き出しなども音が出にくいように工夫されています。(開けるのにコツが要りますが)

各部をじっくり見ていくと、よく考えられているな〜と感心してしまいます。


ただし、騒音が「少ない」というだけで、無いわけではありません。積むものによっては音が出ます。

ちなみに、私がレジストロアウルで一番気になる騒音は強風時のマックスファンのフタがバタンバタンという音です。


⑤ノーマルトレッドのため、轍などの影響を受けにくい。

レジストロアウルのベース車 タウンエースはカムロードのようなリアワイドトレッドではなく、一般的なノーマルトレッドです。

ノーマルトレッドってメリットなの?と思われる方もおられるかもしれませんが、メリットはあります。

それが、タイトルにもある轍です。私は一度リアワイドトレッドの車に乗って怖い思いをしたことがあり、できればノーマルトレッドのクルマがいいと思っていました。


綺麗な道を走る分には何も問題はありませんが、リアワイドトレッド車はアスファルトにタイヤ型の轍がある場合、車体が左右に揺さぶられるような挙動が出ることがあります。道が荒れていそうなら速度を落として轍に備えましょう。


もう一つが雪道にできる轍です。これは綺麗な道でも発生します。突然ハンドルが取られたら雪でできた轍だったなんていうこともあります。これも最悪スピンにつながりますから、慎重に走行したいですね。


正直、レジストロアウルを購入する前、ビルダーさんのHPを見ていてキャブコンはワイドトレッドじゃないとダメなのかな?

と思っていたのですが、同じベース車のマクレントコンフォートスタンダードに乗ってみて私の主観ですが、乗り心地等問題なかったため「これならリアワイドトレッド要らんやん」となりました。


これは、説明云々より実際に乗っていただくのが手っ取り早いと思いますので、悩んだら試乗させてもらってください。


⑥外部充電コードがどこでも手に入る

充電コードの写真をキャンピングカープラザ大阪さんのHPよりお借りしました。

キャンピングカーをコンセントにつなぐとバッテリーチャージしながら電化製品を使用することができます。

このコードは写真のような専用品が使われていることが多いのですが、レジストロアウルはというと…


こんな蓋になっていて、これを開けると…

こうなっています。このカタチどこかで見たことないですか?

そうです、この穴に入るのは…

そう!フツーの延長コードです。

コンビニやホームセンターなど、どこでも入手することができます。


これのどこがメリットかといいますと、この外部充電コードはまれに断線することがあり、自力で修理できなければ、部品を手配する必要があります。そんな時に、どこでも手に入るものが使われているという安心感は計り知れないものがあります。


また、充電コードを家に忘れてきてしまった。

といったトラブルが発生してもいいように予備の延長コード(10m 1,500円)を車内に載せています。これも、どこでも手に入るものが使われているからこそ?でしょう。

今回はレジストロアウルを2年使ってみての、良かった点をご紹介しました。キャンピングカーを購入する前はわからないことだらけで、ほとんど衝動買いだったため、こんなに生活の一部になるなんて夢にも思っていませんでした。

来年に3年目の記事を書けるように頑張っていきたいと思います。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。