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山女魚のアンチョビ物語

山女魚のアンチョビ誕生秘話

2016.11.22 15:33

爽やかイケメンの道の駅オタクが、

山梨県の端っこの小さな小さな「小菅村」に惹かれ、

そのまま移住。

地域おこし協力隊に配属した彼が出会ったのが山女魚でした。

小菅村は民間で初めて養殖に成功した山女魚の里。

レジを打ちながら「山女魚で小菅村の顔になる商品をつくりたい!」

と決意したのでした。

「うちの山女魚は日本一うめぇだよ!」

と養魚場の一芳さんは言います。

美しい渓流、寒暖の差の激しさ、高品質の餌や細部にまでこだわった管理

その全てが揃った小菅村の山女魚。


川魚というと、塩焼きがメジャーな食べ方ですが、

たくさんの方に届けたい、遠くの人にも食べてもらいたいという思いから

加工品にチャンレンジしようと決めたものの

そこからが難航。

色々調べて考えて悩んで悩んで。


シェフの「川魚のアンチョビ作ってみたいね。」

というアイディアからアンチョビに決定!

(ここからも難航するのだけどね。)


地域おこし協力隊菊池くんの熱い思いに

集結したシェフやクリエイター達


本気をだすと、どこまでも突進してしまう彼ら。

川魚のアンチョビは前例がないことなので、参考にできるものがあまりなく

発酵学に詳しい方からヒアリングしたり

シェフは頼まれてもいないのに、アンチョビの聖地であるバスクに飛び

アンチョビづくりを学んだり。

当初は山女魚の発酵が進まなかったり、過発酵になったり

三枚おろしでは無駄が多く、捌き方を何度も何度も試行錯誤しました。


パッケージやロゴのデザインは、本職ではない映像作家の夫婦に依頼。

こういうのやったことないんだよ〜

と言いながらも、パッケージを何種類も手作り。

今までにない形を産み出し、これは特許を取った方がいいのでは!?と

周りから言われるほど。


そんな風にたくさんの人たちの力が集まり完成した

「山女魚のアンチョビ」

美味しいに決まっています。


■第2弾は

小菅村にはみなさんに紹介したい食材がまだまだあって

山女魚の次は...

お楽しみに!!!