コロナ禍、運命の出会い
2021.04.08 03:17
時はコロナ禍。
明日にも緊急事態宣言が出るかと言われていた2020年4月上旬。
不動産会社にアポを取りその日を迎えた私の耳に入ってきた訃報。
親戚のおばあちゃんが亡くなりました。
危ないとは言われていたのですが急にお話。通常ならここで不動産会社はキャンセルとなるところですが、コロナ禍ということもあり葬儀は完全に身内だけでするということ。
手を合わせにだけ行かせていただきましたが、その後は家族だけでとのことでしたのでその後不動産会社へ向かいます。
今思えば、おばあさんが「行っておいで」と行ってくれたのかなと思い、ここまで記すことにしました。
約束の時間に不動産会社につくと、希望条件を聞かれました。
・駅近であること、できれば路面店
・家賃は12〜14万円。さらに安いぶんには嬉しい
・美容室ができる場所
「・・・1件ありますね」
「え!?」
なんと開いたばかりでまだネットにも出ていない物件があるということで、家賃も何もわからないがすぐ近くだという。
すぐに家賃を聞いてもらい見学もさせてもらえることに。
中はボロボロでしたが、どうせ工事が入るし広さも10坪と一人でお店をするには十分。
完全な運命の出会いでした。
家賃だけ少しオーバーしていたましたが許容範囲内でしたのですぐ勤務先に話をしました。
「早く契約しないとネットに募集が出てしまう。駅近の物件ですしすぐ決まると思う」という不動産会社の常套句に踊らされ(冗談です)急いでお金を工面することに。
この偶然の出会いがたまたまこの日に不動産会社に行けたことが大きく関わっていました。
お葬式で1週間先になっていたら他のお店ができていたかもしれませんね。
ここからが本格的な開業準備となります。