開業支援受けてみよう

正直この時点では何も契約していないので、やっぱり独立しないって選択もできるのがポイント。訳も分からず突き進んで取り帰りのつかなくなることは避けなければなりません。

本当に独立するべきなのか？借金を抱える覚悟はあるのか？よく考えましょう。

右も左も分からないので、業界大手のタカラベルモントさんの開業支援を受けることにしました。

タカラさんにつくと担当さんがとても親身に色々教えてくれました。

事業計画書もネットから拾って書いて行ったのですが、美容室用にたくさん書けるテンプレートを用意してくださっていて、いただきました。たくさん書くことがある方は審査の時も質問されることが少なくスムーズだということです。

わたしはお店のコンセプトやターゲット、売り上げ目標、メニュー、価格などは考えてあったので、それをそのテンプレートに写していけばほぼ完成していました。

この時点でオープン予定日は決まっていませんが、結果的にオープン２ヶ月半前でした。

つまりここから２ヶ月半あればお店はオープンできます。

ただかなり急ぎのプランなので３ヶ月以上は確保することをお勧めいたします。

公庫さんへはタカラさんから連絡してくださるのであとはその日を待つばかり。この間に内装業者さんにお話を移します。

これもタカラさんにお願いすることもできるのですが、価格を抑えたかったので知り合いの業者に頼むことにしました。業者さんにも予定があるので早めに言った方がお互い良いと思いますが、賃貸契約をしたら早く工事を開始して、早くオープンしないと無駄な家賃が発生してしまうので、業者さんに無理言って工事を入れ込んでもらいました。

業者さんの選び方は、美容室を専門にしているところとそうでないところがあります。私は知り合い頼みだったので後者となりますが、美容室専門のところだと、他のサロンの実績なども見て同じようにしてもうこともできるし、必要な広さとか提案してくれるので楽だと思います。私は美容室を作ったことのない業者でしたので自分で図面を書き、配置からコンセントの位置から電気の数やら全部自分で決めました。あとあとこうしたらよかったなとか出ますけど、楽しかったですよ。

また、並行して物件の契約もしなければなりません。

お金が借りれた後の方が絶対に良いのですが、それまで物件は待ってくれません。物件を借りるための審査中は他の希望者をストップできるとのことで、とりあえずわたしの審査を通してもらいました。この時点で4月中旬。審査が１週間ほどかかり4月末に契約することになります。鍵の引き渡しは6月1日。4月中に１ヶ月分の家賃、礼金、仲介手数料など先払いすることになるのですが、わたしはこの時まだ融資を受けていないのでお金がありません。自己資金はありますが、このお金を払ったら万が一融資が受けられなかった時に物件だけ借りれてしまいます。初めて取り返しがつかなくなる状況がきました。

賽は投げられたのです。