DAY.11-13@仙台〜鹿児島〜札幌

2016.11.23 03:16

少し雪混じりの雨が降る中、

ホタバン号は北上。

2月以来の仙台を目指す。

いろいろと機材を積むとご覧の通り、

なかなか素敵なぎゅーぎゅー詰めになるのだが

ウチには収納上手のギタリスト徳ちゃんがいるため

みな彼にそのほとんどを委ねる。

今回も絶妙な位置にぼくのエレキギターは収まった。

車内ではみな思い思いの音楽を聴いたりして過ごしてる。

ぼくはといえばこの日は、新曲のまだ誰にも聴かせていないデモをチェックしながら

ああでもないこうでもないと妄想にふける時間。

全員一緒に居ると"想定"しやすいからね。

灯りの街。

そんなイメージがある。

仙台の人あたり柔らかくでも気品高い独特の空気が好き。

暮れてきてからのネオンは相変わらず絶品だった。

ホタバン初の宮城ライブは思い返せば石巻のイオン。そのきっかけをくれた友人が、その後結婚をして出産をして。

大きくなりすっかり歩けるようになった愛娘を連れて会いに来てくれた。

抱っこしたりふざけあったりして、

悠久の時間。

バンドは変わり続けることで変わらないものを探す。

永く大切な関係はよりそのことを感慨深く思わせてくれる。

盟友レディオサイエンスとの一夜。

彼らのハートフルなライブをみて、

僕らも刺激を受ける。

ツアー中、毎回する円陣もついにカウントダウン。

セオワツアー、あと残すところ…

あっという間の日々!

今夜もやるぞ。

11月11日。

4本あるベースの弦にちなんで今日はベースの日。

というわけで、ベーシスト大ちゃんのソロタイムがボーイズビーの冒頭にスペシャルで組み込まれた。

その昔、柏のホタカフェでタップダンサーチャムくんとラッパーの温寿くんとコラボライブをしたことがあってあの時も大ちゃんのベースソロが炸裂したけど

相変わらずこの夜も彼は夢中で弾き倒してた。

大ちゃんってベースが大好きなんだよね。

呆れるほど愛してるんだと思う。

おれは彼のそういうところが好きだ。

出演者の皆さんと集合写真。

主催の土井さんにも感謝。

何より駆けつけてくれた仙台ホタラバのあなたに。


仙台HOOKセットリスト

1.何千回でも 何万回でも

2.飛行船ミミ

3.ping-pong-pang

4.ボーイズビーアンビシャス!

5.LIFE IS

ありがとうを伝え合う。

なぜなら僕たちは互いが鏡だから。

ホタラバの方から頂いたスペシャルハンドクリーム。

宝物にします!


1週間後は最果ての地、鹿児島へ。

車で走ること18時間。

本州を抜けて、九州の最下部に位置する鹿児島の地へ。

アコースティック編成でのライブはあったんだけど、フルバンドでの上陸はこれが初めて。

念願の!

実は自分のご先祖様が眠ってるこの鹿児島。

空き時間を縫ってついに行けた、桜島。

フェリーが安くてびっくり。

Iphoneのボイスメモで思わず風の音を録音する。

なんとこの日の最高気温は27℃。

ジリジリと照りつける太陽と南風。

TシャツGパン、オールオッケー。

フェリーを降りて風を浴びた瞬間。

なぜだか涙が出るこの感覚をなんと呼ぼう。

はじめてなのに懐かしいこの気持ち。

"ルーツ"ってはじめて体感した。

本当にあるんだな。

生まれた日もきっとこんな匂いだった。

そう思わせてくれる何か。

鹿児島で僕らを待っていてくれた友だち、そしてレーベルメイトでもある

わかまつごう。

彼のユニット・ひごさつまに書いた僕の一曲が鹿児島の専門学校のCMソングに抜擢された。

この夜はスペシャル編成でその曲『メモリアル』をお届け。

ARIGATO MUSICはそれぞれの故郷を持つアーティストたちが所属している。

ベリグは大阪、ごうが鹿児島、千尋ちゃんが熊本、我々は柏。そして来週はSoftlyの地元札幌で。

改めて特異であり唯一無二な集合体である。

この繋がるスタンスが好きで、南部ボスの思想に共感してみな日々目的に向かって邁進してる。

オンリーワンで最高な家族なんです。

地元アーティストの皆さんとつくりあげた一夜。

駆けつけてくれたホタラバにも感謝。

九州はこの1公演だったので、次回ツアーはもっと充実させたいとリベンジを誓う!


鹿児島SRホールセットリスト

1.何千回でも 何万回でも

2.飛行船ミミ

3.ping-pong-pang

4.ボーイズビーアンビシャス!

5.メモリアル(w/わかまつごう)

6.LIFE IS

アンコール.ビューティフル

生放送ラジオに呑み屋にスタジオにセッションライブに。

たくさん付き合ってくれたごうちゃんに感謝!

ありがとう!

いざ、飛行機で札幌へ。

27℃からマイナス6℃。

同じ1週間の中で。

日本、広い!

当たり前のように降る雪。

新鮮に はしゃぐ僕たちは幸せなんだと思う。

絶品スープカレーもいただき至福の時。

この旅ではじめてマネージャーひろしさんと2人部屋だったけど、

気づいたことがある。

ひろしさんは本当に寝るまでのスピードが早い。

おやすみっす。からのイビキまでがおよそ5秒。

つくづく気持ち良い人である!


Softlyファン=ソフ友の皆さんもたくさん駆けつけてくださっていて、会場は熱気に溢れてた。

ここまでオーディエンスと近距離な会場はなかなか見当たらない。

よりロックにアグレッシブにバンドがグルーヴしていくのがわかる。

念願のクラーク博士ポーズもできて感無量。

ボーイズビーアンビシャス!の語源はこの北海道の地に眠ってる。

羊ヶ丘にそのクラークさんの像があるというからいろいろ縁を感じずにはいられない。

心の中に潜む"少年少女"のハートに火をつけたくて書いた。

このツアーで最も変化し 成長した曲がこのボーイズビーだ。

火をつけられてるのは僕たちバンドの方なのかもしれない。

週末とりっぷ。

惑星ごっこ。そして、Softlyの2人ありがとう。

ポーズは多分ヒグマ。


札幌spiritual loungeセットリスト

1.何千回でも 何万回でも

2.飛行船ミミ

3.ping-pong-pang

4.ボーイズビーアンビシャス!

5.hello hello

6.LIFE IS

アンコール.ビューティフル

決定的瞬間を撮ったときの顔。

打ち上げのラーメンたまらなかったな!

ひとまわり年の離れたSoftlyの2人だけど、

彼女たちから学ぶことは本当に多い。

プロとしての姿勢や、自分たちが目指す夢へのひたむきな愛情。

そしてラジオ番組の天然面白さ爆発ぷりったら!

お兄ちゃんたちも負けないぞ。

MUTSUKIちゃん、HARUKAちゃん、今度は柏に是非きてね!

さぁ、8月から続いたツアーもいよいよファイナル。

聖地渋谷ラママ。

いったいどんな夜が待ち受けているのだろうか。