『あなたの演奏』というドアを開く。
『ハープで夢を実現する3つの大切なステップ』
前半から読んで来られた方、続きです。
よく弾き込んで、暗譜もして、弾いていて楽しくてたまらない、
それこそ、あなたの宝のようなハープのレパートリーが、増えてきます。
でも、
ここは、ほんの出発点なのです。
ここから、“あなたの演奏”というドアを開きます。
具体的に、どういうことかというと、
今度は 弾いている時に、今、あなたの演奏を聞いている人がいると想定して、弾きます。
どなたか友人や、大事な人をイメージしてもいいですし、
ステージをイメージされるかもしれません。
ここからの練習は、聞いていらっしゃる、あなたの聴衆の心に届く “演奏”をしていきます。
この練習をしていると、とても不思議なことに気が付きます。 (大事です)
どういうことだと思われますか?
自分の弾いている音楽を、
聞いている人たち側(客席)から、聞くことができるようになってくるからです。
あなたは弾いていると同時に、聞き手となって、
あなたの音楽を受けとめ、感じ、味わっています。
(少し、脱線ですが) 音を味わうって、とても大事な感覚だと思います。
弾いていると同時に、聞き手でもある。
これが、とても大事なポイントです。
自身が演奏をし、同時に聴いている、聞き手でもあるあなたは、
時に何も感じないことがあったり、あるいは、深く感動することもあります。
この練習を意識していくと、はじめて、
表現したい深い思いや、情感が掘り下げられ、
その思いを表現するためのフレージングや、ニュアンスがついてくる、
あるいは、メロディーが生まれてくる、アレンジが湧いてくる、
と、私の経験上ですが、少しく発見していることです。
このスタート地点まで来ると、ここからが、ハープで演奏する醍醐味です!
そして、この曲が、間違いなく、あなたのレパートリーです ♡
心より、おめでとうございます! ♡♡♡