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Fabulous Days.

“良い”と思える医師との出会いは奇跡だと思う。

2015.09.11 23:40


昨日、リハビリ目的で入院する父を、仕事休んで病院に連れて行きました。


父は自分で歩けますが、一人で公共の交通機関を利用してどこかに行くにはすでに難しいという状態だと家族としては思っています。近所のコンビニぐらいは調子が良ければ行けます。とにかく体の動きが不安定で行動の速度も突然止まったり速くなったり、なんか危ないです。


父の病気はちっとも珍しい病気ではありませんが、回復の望めない難しい病気ですからリハビリ目的とは言え、本当の目的は毎日父を介護する母の負担の軽減、早い話が母の息抜きですね。母はそうとう喜んでいます。家の掃除が徹底的にできるとか、気になっている家のことを好きなだけできるとか、ぐっすり眠れるとか。

これって本当に普通のことなのに、介護はそんな普通のことすら許されない。少し前まで、「家族の介護」が自分の身に降りかかってくるなんてきちんと考えたことなどなかったけれど、いざそうなってしまうと、なんで私が、なんで家が、こんな目に?なんてことは考えたりしない。とにかくやらねばならないことをやるだけ。どうでもいいことなんだけど、家の場合は父の病気が今に至るまでにいろいろ重なったこともあって、私の貯金も底をついた。いや、もともとちょっとだったんだが・・。笑。


昨日入院した病院では、私もリハビリ目的って思っていたので主治医とかいないんだろうな、とか悠長なことを考えていたら、確かに主治医ではなかったんだけど、神経内科の男の先生がやってきて、いろいろ検査します、病状についてききます、と本当にいろいろなことを聞かれました。


  それはいつから?今日までずっと?

  悪くなってると思う?

  どっちが震える?

  それはいつも?

  それはどのくらい?

  週に何回?月に何回?

  何年間続いてる?

  それはいつのこと?何時ごろ?


・・・・・・・・と、もう事情聴取か?ってくらい聞きまくられて、おまけに過去のことを調べて判ったら後で教えて、と。私は自分の記憶力には結構自信があったんだけど、なんだ全然ダメなんだな、と思い知らされたくらいでした。


ただ、大事なことは、父が発病して3年余り、いろいろな病院や施設、看護師さん、本当にいろいろなところに相談しまくって、今後のことも考えてどのように介護の体制を作っていけばいいのか、とそれなりにやってきたけれど、これほどまでに父の病状について詳しく聞いてくれた人は、初回診察ということを考慮しても、ひとりもいなかったなあ、と思ったこと。


先生が聞いた目的が何なのかはわからないけど、あ、単純に患者を少しでも良くしたいから、とかいう方もいるでしょうが、研究熱心な先生が単に自分の研究目的な場合もありますよね。でも、それはどっちでもいい。


父のように現状では完治が見込めない病気だと、ドクターも通り一遍に診察するケースが多いんだろうなって私は思っていたから、というのも、今の父のかかりつけの神経内科の主治医は症状を言って相談しても、悪くなっていると思います、と言っても「まあ、そういう病気なんですよね」って必ず言うので、そういう病気だからしょうがない、と言われている気がしてすごくイヤなんだけど、昨日の先生に会って、関心を持ってくれる専門医が主治医になってくれたらいいのにな、と思いました。だからと言って良い医師だと言っているわけではないんだけど、そういう病気だから、と言われることと比べたら100倍うれしい。


私は自分の病気(ただのポリープ切除・・汗)の経験から、病気は医者次第だと思っていたんだけど、今回、改めてそう思いました。良い医師に出会えるかどうかは本当に本当に重要なことで、しかも奇跡かもしれないなあ、と大袈裟だけどそう思いました。