アニマギア7 レビュー 2021.04.14 06:24 今回のレビューは、バンダイキャンディの食玩シリーズ、“アニマギア” の第7弾、“アニマギア 7” です。 素体となる “ボーンフレーム”、外装の “ニックカウル”、シールの “ブラッドステッカー” の3要素からなる、組み替え可能なフルアクションキット食玩シリーズの第1章最終となる第7弾が発売されました。 テーマは『最大・最強・最長』!! いやはや、第1弾が発売されたときには、こんなに長く続くシリーズになるとは思いませんでした。 正直、すぐ終わるだろうと思ってたので、こんなふうにレビューを書くのも3回くらいだろうとタカを括っていたのに・・(笑) いや、もちろん好きで書いてるんですけどね。 2041年の4月1日からはアニメもスタートするようですし、となると、第2章のスタートはそれに合わせて20年後か・・ て、インターバル長いわ! アニメ化はエイプリルフールネタでしたね。 公式がそれをやっていいのか? というツッコミはさておき、本当の新展開については4月20日になんらかの情報公開があるようです。 案外早い。 まぁ、早い段階で次の展開を予告してくれるのはよいですね。先が見えないと、せっかくの勢いも衰えかねない。 とくに子供は飽きっぽいですから。 もっとも、アニマギアのガチ購買層は子供ではない気もしますが・・ ともあれ、第1章最終弾、しっかり(?)レビューして第2章に備えたいと思います。 今回もいつものショップでカートン買いしたのですが、第4弾同様に全5種2個入りの均一アソートになっていました。 前回の第6弾では、サクラギアおよびサクラギア・絶の不均一アソートで軽く炎上(?)し、のちにその2種がセットでプレバンにおいて再販されるという事態にまで発展しましたからね。 コスト面で均一アソートは大変(そもそもコスト面をクリアするために5種のうち2種がカラバリになっているのでしょうし)と公式ブログでも言い訳・・もとい、説明してくれていましたが、あとでまた再生産するくらいなら、多少割高になろうと最初からやっとけ! ということになったのかな。 ともあれ、英断であったと思います。 本当、ありがたい。これで心置きなく甥っ子と半分こできます(喜)。 まぁ、それでも一部だけ狩られるという事案は発生しているようですが、それはもう仕方ないよね。 それでは、レビューしていきます。 バーサークソウルを除くこれまでのシリーズについては、以下のレビューをご参考に。 アニマギア レビュー アニマギア2 レビュー アニマギア3 レビュー アニマギア4 レビュー アニマギア 5 レビュー アニマギア 6 レビュー 今回、第1章完結記念ということで、大判のステッカー、“SPブラッドステッカー TYPEーAWAKE(覚醒)” が封入されていました。 家に湿気が多いせいで、いきなり反り返ってしまっていますが・・ デザイン自体は通常のステッカーと同じですが、キラキラと輝く素材になっており、今回の第7弾の5種すべてのステッカーと、ロゴや数字、そしてそれぞれのイメージイラストをカード状にしたボーナスステッカーが1枚にまとめられています。 それが、1カートンに10枚。店頭で棚に引っかけられるフックに繋げた状態で入っていました。 つまり、実際の商品1つにつき、1枚。なんという大盤振る舞い! 当然、実店舗では1個買えば1枚貰えるようになっているはずですが、スーパーなんかではちゃんと徹底されているか、少し心配ですね。 とあるお店では、モノはもうほとんどないのに、シールだけ大量に引っかけてありました。 これはもう、ちゃんと購入数に応じた数をレジで直接手渡すようにしてほしい。大変なのはわかりますが。 シールの存在を知らない人もいるでしょうし、仮に子供は知っていてもその親が知らない場合、頼まれてモノは買ってきたけどシールは貰ってこなかった、とかで喧嘩になるかも・・1.ガオーΩ(オメガレオギアス) アニマギアのフラッグシップモデル、ガレオストライカーの系譜の最終形・・という感じでしょうか。 設定としては、製造前に廃棄されたエンペラーギア試作0号機の設計図を基に開発された機体で、名前に “ギアス” と付いているものの、エンペラーギアではなく、エンペラーギアと通常のアニマギアの中間的な存在ということのようです。 試作0号機が、そもそもエンペラーギアが悪用された場合のカウンターシステムとして開発されていたものらしく、その思想を受け継いだものとして完成したとか。 イメージとしては後半の主人公機、ですな。 ではまず、ボーンフレーム形態で。 基本的な構造は、第1弾ですでに登場していた人型から変わっていません。 もちろん、フレームパーツ自体はアップデートを繰り返しながら第4弾で完成したものが使用されていますから、可動性、保持力ともに第1弾から格段に向上しています。 ガオーΩでは足にカウルパーツの一部を組み込むかたちで脚部が長くなっており、そのぶん全高も増しています。 それでは、カウルを装着し、ステッカーを貼り付けてガオーΩ完成。 第1弾のナンバリング1、まさしくアニマギア最初のキットとして発売されたガレオストライカーは、ライオンがモチーフの4足獣型でした。 第4弾、そのガレオストライカーの事実上のリメイクとして登場したのが、人型への変形機構を搭載したガレオストライカーZ。 しかし、Zは人型といっても顔はライオンのままだし、変形というのもほぼ後ろ足で立ち上がっただけという、人型というよりは獣人型という感じのデザインになっていました。 そんなZを経ての、今回のΩ。 頭部はまだライオンの雰囲気を残していますがマスクタイプになり、腕部、脚部等のプロポーションも先のフレーム状態の通り、完全な人型に。 ライオンモチーフの顔も胸部にレリーフ状に配置するという、どこの勇者ロボだ!? というようなデザインになりました。 一方で変形ギミックはオミットされています。 しかし、ガオーとか、もう完全に開き直ってる(笑)。 でもここまで清々しいと、もういいか・・という気にもなりますね。 頭部は組み立て済み。額と目(ライオン顔のほうも)は塗装済みになっています。 頭部含め、カウル各部に多数突き出た突起がケレンみたっぷり。 背中のウイングラスターは左右に可動します。 Zのスラスターはさらに縦方向にも可動したんですけどね・・ここだけはデザイン含め、ちょっと劣化してる部分だなぁ。 得物はアニマギア最大級のサイズとなる巨大な剣。 とくに名称はないようです。 全長は本体の全高に匹敵します。 柄も長めになっており、若干窮屈ではありますが両手持ちさせることも可能。 非使用時は刃の中央部で2分割され、それぞれ背中と腰にマウントできます。2.ガオーΩ ギアブラスト(オメガレオギアス ギアブラスト) 今回のカラバリ枠。 ガオーΩがギアブラストを発動された状態。 ギアブラストがどういう状態なのかよくわかりませんが、要はフルパワーモードになって全身が黄金色に輝いている状態ですね。 うん。やはり勇者ロボ。 通常版では白かったカウルパーツがゴールドになっていますが、これはアニマギアでは初のメタリック成型です。 画像ではイマイチわかりにくいですね。 今回はせっかくなので、SPステッカーを貼ってみました。そっちは多少キラキラ感がわかってもらえるかな? ただこのSPステッカー、粘着力は通常のステッカーより弱めです。ただ紙製ではないので、端から剥げていく、ということはないと思います。 通常のステッカーは、ちょっと遊んでるうちにすぐ剥げてきますからね・・ SPステッカーなら、捲れたら貼り直せばいいや。なにせ大量にストックあるから(笑)。 なお、モノ自体は基本的にただのカラバリで、追加パーツなどはなし。 サクラギアと絶みたいに、どこか一箇所くらいパーツを変えるとか、装甲の一部が展開するとか、そういうギミックがあってもよかったかなぁ・・ フレームパーツの色は通常版と同じです。 あ、パーツではないですが、目にシールが追加されています。 瞳があるパターンですね。キマってる感じ。 なお、通常版同様に目はグリーンで塗装されていますので、貼らないという選択肢もアリだと思います。3・フォールン(フォールンジオギアス) テーマである『最大・最強・最長』のうち、最強を担当する、第1章のラスボス。 13体いるエンペラーギアの中でも最強を誇る存在ということです。 まずボーンフレーム状態で。 基本となる人型フレームに、カウルパーツを使った腹部ブロックを追加、さらに足にもパーツが追加されてヒール状になり、ガオーΩよりもさらに長身のフレームになっています。 カウル装着、ステッカー貼り付けで完成。 フレーム状態でもすでに想像できていましたが、完成形はこれまでの人型アニマギアでも群を抜いたプロポーションのよさになっています。 堕天使型ということで、頭部や背部に装備した円環状のパーツが印象的。 漆黒のカラーリング含め、もう強キャラ感しかない。 頭部は一部組み立て済みで、マスクおよび目が塗装済み。 胸部パーツもランナーのまま、中央のレンズ状の部分が塗装されています。 拳パーツは、3㎜穴の空いた握り手(持ち手)のほか、指を少し開いた状態と真っ直ぐに伸ばした状態の2種類の平手がそれぞれ左右分、計6つ付属。 付け換えるときにいちいち前腕のカウルを取り外す必要があるのは少し面倒ですが、アクションシーンでの表情付けの幅がぐんと広がりました。 色と、若干特殊な形状さえ気にしなければ、もちろんほかの人型にも流用できますしね。 肩および腰に装備している円環状のパーツは連結、さらにデフォルトでは背中に取り付けているジョイントパーツをグリップとして取り付けることで巨大な曲刀タイプの武器に。 左右の手に1振りずつ持たせることができます。 こちらもガオーΩの大剣に匹敵する、過去最大級のサイズの武器ですね。4・カイギアス(リヴァイアカイギアス) リヴァイアサン・・イメージとしては巨大なウミヘビ、あるいは海竜といったものがモチーフですね。 13体いるエンペラーギアのうちの1体で、アニマギア最長を誇ります。 言うまでもなく、今回のテーマの1つである『最長』を担当。 まずボーンフレーム状態で。 長い!(笑) ほぼすべてのフレームパーツを一直線に繋げたその全長はおよそ180㎜。 え? 1/100スケールのガンダムと同じ長さ!? 驚愕です。 構造としてはデミナガースの延長線上にあり、胴体部分は通常に腕部や脚部に使われるパーツを繋げたものです。 曲げられる方向に制限があるので、そこだけは注意が必要ですね。 なお、頭部の基部となるパーツは腕部フレームの簡易版のような造形になっており、これはこれでなにかに応用できそうではあります。ただ、1つきりなので非常に貴重。 カウル装着、ステッカー貼り付けで完成。 頭部と尻尾が加わったことで全長はさらに伸び、実に230㎜オーバー。 長いだけで貧相かと思いきや、多数のヒレのおかげで派手さもあり、ボリュームもかなりのものです。 アニマギアって、基本的にフレームパーツがランナー3枚、カウルパーツもランナー3枚、それに組み立て済みの頭部とか、いくつか切りとり済みのパーツが付いてくるという構成は第1弾から変わっていないんですが、カウルのランナーについては1枚あたりの面積が増してパーツ数が増えたり、切り取り済みのパーツもモノによってはランナー1枚以上あるんじゃない? というのもあったりして、本当、コストどうなってんだ? という感じですね。 このカイギアスの場合は、珍しく組み立て済みのパーツはありませんでしたが、切り取り済みパーツ自体の量はほかと変わりませんでした。 目と下顎が塗装済みでした。 尻尾パーツは取り外して両刃の斧のような武器としてほかの機体に持たせることが可能です。 3㎜軸と穴、両方備えているので、さらにほかの武器と組み合わせることもできますね。5.ジラファイア(ギガンティックジラファイア) ということで、アニマギア第1章、最終アイテムとしてその殿を務めるのが、『最大』を担当するジラファイア。 モチーフは現生の陸棲哺乳類最大・・というか最高かな? キリンです。 まずボーンフレーム状態で。 腕部フレームを繋げて再現した長い首と、カウルランナーから専用の脛パーツを組み込むことでやはり長い四肢を再現したことで全高は過去最高に。 フレームパーツが黄色いので、この段階でほぼキリンですね。 脛と蹄のパーツの造形が素晴らしいです。第4弾の馬兄弟が可愛そうになるくらい(笑)。 あ・・今になって気付きましたが、右後ろ足のフレーム、向き間違えてますね。 いやぁ、アニマギアの説明書、箱の裏に印刷されてる図が小さくて・・(言い訳) カウル装着、ステッカー貼り付けで完成。 ふむ。紛うことなくキリンです。 カウルパーツがライトグレーということもあってどことなく神秘的な印象もありますね。配色が逆のパターンも面白かったかも。 頭部は組み立て済みで、額と目が塗装澄み。 頭部の内部には、肩(および上腕)フレームとど同形状のパーツが組み込まれています。 比較的シンプルなシルエットながら、前脚付け根に可動式の装甲と2連装砲を装備するなど、単体での火力も十分備わっています。バスターギアモード 一部パーツの付け換え込みで、巨大なキャノン砲に変形します。 これまでビーストからヒューマノイド、同じくビーストからビークル(タンク)へと変形する機体はありましたが、武器への変形は始めて。 単独でも運用できるのかもしれませんが、基本的にはほかの機体に装備する、強化型のオプション兵器という位置付けっぽいです。 というわけで、ガオーΩに持たせてみました。 さすがにでかい。 まぁ普通に(というかむしろでかい)アニマギア一体分ですからね。 腹部のカウルに3㎜軸があるので、ガオーΩにはそれで持たせていますが、余剰のジョイントパーツを組み合わせればより持たせやすいと思います。比較画像 まず最初にガレオの系譜。 左から、第1弾のガレオストライカー、第4弾のガレオストライカーZ、そして今回、第7弾のガオーΩ。 見事に獣から人類(?)へと進化しています(笑)。 キットとしてもかなり進化したなぁ・・ フレームの可動性と保持力、カウルのボリューム、そしてトータルのデザインや造形のレベルも、これでお値段据え置きですからねぇ。 黒い敵キャラ(?)繋がりということでフォールンとレオスとで。 前回の第6弾のトップを飾った、ダークサイドガレオとでもいうべきレオスと並べて、このボリューム差・・ いや、本当にこれ同じ値段なの? ガンプラHGなら初代ガンダムとニューガンダムくらいの差ですよ。 というか、フォールンを前にすると、レオスがただの量産型に見えるな。 カイギアスとデミナーガスで。 こうしてあらためて見ると、デミナガースもかなり長いんですよね。 頭部まで伸ばすとほぼ同じです。 第2章では、さらに長い機体が登場したりするんだろうか・・? 蹄繋がりで、ジラファイアとユニコ-ンライギアスで。 ちなみに、ウマは奇蹄目で、キリンは偶蹄目(今はどちらも少し呼び方が変わってたかも)。ジラファイアの蹄は割れてないけども。 ユニコーンライギアスはシュバルツフォースとバイスフォースん同型2体が合体して誕生するエンペラーギア。 いくつか使用しないパーツがあるとはいえ、通常のアニマギアほぼ2体分のライギアスと並んでも、そこまで見劣りしないジラファイア、『最大』担当は伊達ではないです。 高さは勝ってますしね。あとやっぱり脚線美。 ガオーΩ ギアブラストを除く、今回の第7弾4種を並べて。 ・・そう。実はフォールンとジラファイアの全高ってほぼ同じなんですよね。 カイギアスの『最長』について議論の余地はないのですが、『最大』はフォールンかジラファイアか? こうして並べた感じだと、フォールンに『最大』、『最強』の2冠を与えたほうがしっくりくるかも。以下、画像 まずガオーΩ。 アーマー類にボリュームがあるぶん、若干干渉は多めという印象。とくに頭部と肩アーマーがかち合う場面が多いかも。 とはいえ、基本的にはよく動きます。 接地性も抜群でかなり大股開きでも自立は安定します。 ウリでもある大剣の両手持ち。 まぁまぁ窮屈ですし、ポーズも限られますが、この通りばっちり決まります。 もっとも、腕部構造にとくに新たらしい部分はなく、腕部自体が延長されたわけでもないので、要は剣の柄が長いだけ・・なのですが。 つまるところ、アニマギアには最初からこれができるだけの可動性があったということです。 腰アーマー裏面に3㎜穴があり、付属の補助スタンドや汎用スタンドが使用可能。 ギアブラスト形態で。 まぁ、色が違うだけなので、ポーズ集という感じですが。 色が変わった直後、みたいなイメージで。 大剣を振りかざし、大技を繰り出す直前、というよううな。 続いてフォールン。 3種類の拳パーツ、腹部追加による柔軟性もあって某マスターっぽいポーズが似合う感じ。 さすがに足のかたちが直種で接地面積が狭いので、スタンドなしでの片脚立ちは断念しましたが、条件が整えばたぶん可能ですね。 円環パーツを繋げて背部に装着。 空を飛ぶときはこの形態かなぁ。 後方に同じサイズの光の輪を放ちながら飛行するイメージですね。 その光の輪を攻撃や防御にも転用できるとか。ヴォアチュール・リュミエール的な。 円環パーツを武器として両手に持たせて。 横幅がすごいことに。 そしてサンドロックっぽい。 このへんは同じグループ会社なので、なんの問題もないですね(笑)。 そしてカイギアス。 長い胴体はデミナーガス同様、ある程度動かせる方向に制限があります。 しかし、脚部フレームだけでなく腕部フレームも流用したことでボールジョイントによる接続箇所が増えたことで、捻り、回転できる場所が増え、柔軟性が向上しています。 やはりデミナーガス同様アクションにスタンドは必須となってきますが、同弾のほかの4種に補助スタンドが付属する一方でこのカイギアスにだけは付属しないので、余所から汎用スタンドを借りてくる必要があります。 もっとも、ランナー枠を流用したアニマギアの補助スタンドくらいでは、この巨体の安定したディスプレイは不可能だったでしょうし、ある意味割り切った感はあります。 尻尾の先端は3㎜軸なので、3㎜穴の空いたスタンドベースを使えば直立させることも。 画像では若干くねらせていますが、もちろん真っ直ぐ伸ばしてもへたることはありません。 でもまぁ、保持力はけっこうギリギリですね。 最後にジラファイア。 長い首跳ね元方大きく下向きに可動、途中で捻ることもできます。 さらに頭が上を向けるようなら完璧でしたが・・ 四肢もよく動き、大きく広げて地に伏せたり、折りたたんで休息したりと、実際のキリンがとりそうな姿勢の再現も可能です。 後ろ脚だけ立たせてみるとこの威容。 さすがに自立は難しいですが、こうなると文句なく『最大』と呼べますね。 尻尾の位置が少しアレな感じはしますが・・これは動かせないんだから仕方ない(笑)。 バスターギアモードでガオーΩを砲手に。 手持ちのキャノン砲とするより、こんなふうに前脚をバイポッドのように展開して、砲手は立て膝で構える・・とするほうが個人的には好きなスタイルです。 対決イメージで。 なんとなく、ガオーΩとジラファイアが正義側、フォールンとカイギアスが悪側という立ち位置で。 それぞれ人型と動物型が1体ずつなので、動物型は乗り物役として。 というか、かたやエンペラーギアの試作型の改良機と大型火力特化気とはエイ、通常のアニマギアである正義側に対して、悪側は2体ともエンペラーギア。しかも1体は最強ということなので、ほぼ正義に勝ちめはない感じですが・・ いきなりバスターギアでの一撃必殺を試みるガオーΩに対し、その隙は与えん! とカイギアスから飛び降り、肉弾戦を仕掛けるフォールン。 フォールンの猛攻に絶体絶命・・と思ったそのそのとき、ガオーΩの全身が金色に輝きだした。 これがギアブラスト! よし、反撃開始だ! ジラファイア、合体だ! ギアブラストしたガオーΩにバスターギアに変形したジラファイヤが合体。それを見たフォールンは、カイギアスの身体を引きちぎり、自らに移植した。 さぁ、最終決戦の幕開けだ!! というわけで、ここからは組み換えチャレンジのお時間です(笑)。 まず、カオーΩギアブラストにジラファイ者が変形したバスターギアを装備させた、バスターガオーΩ ギアブラスト まぁ、勇者ロボ的パワーアップの定番というか、中盤辺りで新規メンバーや新型ロボが追加合体するイメージ。 ぶっちゃけ、グレートマイトガインですね(笑)。 まぁ、バスターギアをそのまま左肩に取り付けるだけではバランスも悪いので、腰から2分割して、下半身はスタビライザー兼アンカーのようなかたちにしました。 ガオーΩのウイングスラスターは2つまとめて右側に移動。 シンプルですがけっこう気に入ってます。フォールン・アビス こちらは、悪の親玉が最終決戦で部下たちを吸収して無茶なパワーアップをした・・みたいな感じで。 フォールンの右肩にカイギアスの頭部、左肩に背ビレを取り付けて、背中に残り全部を背負わせただけ・・です。 かなり適当(笑)。ガレオストライカー・ファイナル ガレオ系の集大成として、獣型から人型柄hの完全変形を目指したのですが・・ うん、ヒューマノイドモードのゴリラ感が強い・・ もう少し脚にボリュームをつけるべきだった。 背面もごちゃごちゃ。 前腕に折りたたでいるビーストモードの前脚も、もう少しすっきりまとめられたかもしれません。 そしてビーストモード。 結論。可変機は難しい。 以下の2つはとくに名前もないです。 カイギアスベースで、イーグリットやギガラプトを組み込んでドラゴンっぽいものを作りました。 モンハンに出てきそうな雰囲気にはなったかな? モンハンやったことないけど。 こちらはジラファイアベースで、ドラギアスほかを組み込んで、麒麟をイメージ。 ほぼジラファイアのマイナーチェンジみたいなもんですね。 正直、もうあまり思いつかなくなってきてる・・ 恒例(?)の、5体合体。フォールン・ジ・エンド これはもう、フォールンをコアにするのは仕方がないですね。 それこそ、フォールンがほかのギアたちを吸収してパワーアップした感じです。 2色のガオーΩを脚にするというのも規定事項(笑)でしたが、カイギアスとジラファイアの扱いは少し迷いました。 結果としてカイギアスは2分割にして副腕のような扱いに、ジラファイアはほぼそのまま背負う格好にして落ち着きました。 フォールン自体は単体状態からほぼ変わらず、なにせ最強ですから(?)。 ・・と、これで文字通り終わりにしようかと思っていたんですが、前からやってみたかったことが阿あったことを思い出したのでチャレンジ再開。巨獣合体 アニマキング そうです。プレダキングです。 まぁまぁ雰囲気は再現できているではないか? と。 ちょっとボディが貧相ですが、そこはオリジナルトイ準拠(スクランブル合体戦士と違って5体全員が同じサイズなので、オリジナルトイでは相対的に胴体が小さくなっていたんですね)ということで。 いろいろ調整不足なので、左右のバランスもおかしいですが・・ 背面は意外と綺麗。 もちろん、分離して5体のビーストになります。 ボディに変形するライオン、右腕になるトラ、左腕と背面のウイングになるワシ、右脚になるサイ、左脚になるバッファロー・・トラとワシの位置間違えましたね・・ ギガトプスのサイ化と足になるキャノン砲の構成がけっこう上手くいったんですが、そこで力尽きた感はあります。 バッファロー・・いやこれヤギやろ。あとトラはほぼタイガオンのままやし。 あ、単体での人型への変形は端から考えてません。 ていうか、バッファローのベース以外、ほぼ今回の内容と関係ない(笑)。 以上、“アニマギア7” でした。 パワーアップして金色に輝く主人公機にラスボス、最長のモンスターと、必殺武器に変形する大型支援機・・まさしく、第1章最終弾に相応しい、大満足の内容でした。 しかし、わずか1年半ほどの間に、カラバリ含めて8弾、全39種ですか。すごいなぁ。 オリジナル(一応)規格の食玩シリーズとしては異例のヒットなんじゃないですかね。 ただそのヒットに奢ることなく、アニマギアは弾を重ねるごとにどんどん進化していきました。 進化したからこそのヒットでもあるでしょう。 フレームパーツの都合4度にわたる改修や、変形、合体といったギミックの追加、そしてキットそのもののボリュームアップ・・ それらの進化を、価格据え置きのまま成し遂げていったわけですから、開発陣の努力、熱量を感じずにはいられません。 今回、第1章完結ということで一旦区切りがつきますが、先にも言ったようにもうすぐに新たな展開についてのアナウンスもあるようなので、勢いが衰えることがないまま第2章突入となってくれるのだろうと思います。 基本的に世界観はそのままでしょうが、キットの仕様になにか大きな変更があるかもしれませんね。 新型フレームとか・・もちろん、既存のキットとの互換性は守られるでしょうが。 13体いるというエンペラーギアもまだ半数しか登場していませんし、第2章も1章と同じく7弾くらいまで続くのでしょうね。 個人的には人型が多くなってきたので、もっと動物型を・・とくにあまり登場していない飛行型や昆虫型などの登場を期待しつつ、20日の情報公開を待ちたいと思います。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。