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目標の「向こう側」を意識する ~自己管理のEQ 前編~

2016.11.27 23:00

私事ですが、実は2か月ほど前からダイエットをしています。


油断するとすぐ太るくせがあるので、
ダイエット自体は人生で何度も経験をしています。


裏を返せば、リバウンドを何度も経験しているわけですが、
曲がりなりにもウェブなどで人様に顔を晒すようになっているなかで、
「眞山さん太ったよね・・・」と噂になるのが地味に傷つく(笑)


というわけで、今回は「2度と太らない」ように
ダイエットを成功させたい・・・と思っています。




成功するダイエットと、成功しないダイエット。
この差がどこにあるか、皆さんは分かりますか?


・カロリーを減らしても糖質を減らしてないから?

・結果にコミットしていないから?

・続ける根性がないから?


ダイエットのメソッドは山ほどあるので、
色々な意見をお持ちの方がいらっしゃるとは思いますが・・・


実は、最近僕が持っている仮説は、これです。


そもそもダイエットで「○kg減らす」という目標を
立てること自体が、その後のリバウンドを
助長しているのではないか?


世の中では、目標には2つの種類があると言われています。

・行動目標、またはプロセス目標

・結果目標


ダイエットで「○kg減らす」というのは、
ダイエットの結果に着目しているので、結果目標になります。


一方の行動目標は、
「毎日・・・・kcalに抑える」
「毎日・・分ジョギングをする」
という、結果を得るために必要な行動に着目したものです。


この2つを組み合わせて、
あとはモチベーション管理さえできれば、
ダイエットは成功する。


いや、ダイエットだけでなく、
TOEICのスコアやら資格取得やら経営目標の達成やら・・・

あらゆる目標達成のプロセスは、
「目標となる結果を定めて、それに必要な行動を決め、あとはそれを愚直にやる」
このやり方で説明されることが多かったし、

ほんの1か月ほど前まで、自分自身もこのメソッドをいろいろな人に伝えていましたが、


…もしかしたらそれでは不十分かもしれない、と最近思っています。


なぜか?

そう考える理由は「結果の向こう側」にあります。


目標を「-5kg」に設定し、そのために食事制限と運動を始めると、
最初のうちはやる気満々。順調に体重が落ち始める。
しかし、そのうち「停滞期」と呼ばれるものがやってくる。
モチベーションが下がってしまえばそのままギブアップだが、


何とか自分に喝を入れて、より一層のカロリー制限と運動を始める。
すると・・・よし、また体重が落ち始めた。
目標の「-5kg」まであとちょっとだ!
きついダイエットももうすぐ終わり。
ゴールを達成したら、自分のご褒美としてケーキ買っちゃおう!!



分かりますか?

この人は、体重を減らしながら「食べたい!」というストレスを
どんどんため込んでいるのです。


だから、痩せることができても、
痩せた後にそのストレスを発散させるために、「食べる」しかない。


…だから、また体重が戻る。


そう。


「結果」を達成しても、
「結果の向こう側」に望まぬ自分の姿があるようでは、
目標を達成してもなんの意味もないのです。


…というわけで、

目標を考えるときには「向こう側」を考えましょう。


長くなったので、続きは明日。