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株式会社 長谷川塗装工業

シーリング材の増し打ちとは!?

2021.04.10 12:00

お疲れ様です!

東京都羽村市を中心に八王子市、福生市、立川市、昭島市、あきる野市などの西多摩地域で唯一、超耐久4回塗りの屋根塗装、外壁塗装で大切なお家をお守りし、楽しいアートペイントでの一生の思い出作りから壁紙の上から塗装なども行っています!

(株)長谷川塗装工業のかやたいです!


今日は、昭島市にて外壁補修のお仕事をしてきたのですが、そこでちょうど悪い例としての良い例があったので、お話しさせて頂きます。

ご自宅の外壁塗装工事の際

『シーリング材を打ち替えるか、増し打ちか』

というご相談を受けたことがある方もいらっしゃると思います。


打ち替えよりも増し打ちの方が工事費用が安くなりますし

よく分からない場合だから安くても良いか!

となることありませんか?


増し打ちが何故良くないといわれるのか写真でご覧頂きましょう。

写真を見て頂けるとお分かりになるように、上側に薄っぺらく付いているのが増し打ちされたシーリング材です。


シーリング材は厚みと打ち込みからの経過年数が非常に重要な材料なのですが、安いからといって増し打ちをされても、所詮はこの程度の厚みしか取れず、せっかく新しくシーリング材を打ち込む意味が無くなってしまうのです。

新しいシーリングがこの程度しか厚みを取れなかった場合、5年以内に割れ始め、水の侵入を許すことになるでしょう。

もちろん、既存のシーリング材も弱っている為、経年劣化により、シーリング材が固くなり、ヒビ割れ、痩せていくので外壁材のジョイント部分から水が侵入し、中で腐食の進行を促すリスクが高くなります。


せっかく高いお金を払って外壁塗装工事をしたのに、10年も経たずして、外壁材が劣化したり、雨漏りをしてしまったら、そちらを直す方がよほど高額になりかねません。


一般の方からしてみると、小さな箇所だし、そんな大したことないだろうと思われがちですが、こうした所程しっかり処理、施工を施してあげなければいけないのです。


雨漏りの原因の8割は屋根ではなく外壁と言われているのは、こうした細かいシーリング材の処理や、外壁のクラック(ヒビ割れ)の処理を怠ったのが原因となっていることが多いからなんです。


建物の保護とは、大きく見える場所よりも、こうした細かな所からの水の侵入が、気付かないところで蓄積された時のリスクをいかに抑えるかにかかっています!


だからこそ、塗るよりも塗れる状態にするまでの下地処理やシーリング工事というものが重要になってくるわけです。


腐食や雨漏りに悩む前に是非一度お気軽にご相談ください!