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食文化創志科 耕し日記

島ノ畑ニ 10年目の菜の花

2021.04.10 14:55

塩竃市浦戸野々島の畑へ!

東日本大震災が発生した2011年から続ける「松島白菜の採種文化の保存活動」10年目の取り組みになりました。昨年秋に一年生全員と先輩グループの他、仙台市内の児童館、浦戸小中学校と塩竃・利府の小中学校などたくさんの方々のご協力を得ながら植え付けた白菜の苗たち、冬を越え、春、花を咲かせてくれました!今年の春の訪れは早かったですね。桜の花も菜の花より一足早く咲きました。

サヤの刈り取りと脱粒作業は6〜7月、一粒の種から約一万粒の種がとれます。種まきから次の世代の種を収穫するまでが白菜の一生のひとサイクル。コロナ禍、白菜のお花見に島へ行こう!とは言えない状況。画像でしか伝えられないのがとても残念。

毎年思うことですが、空の青に菜の花の黄色は映えますね、青と黄は補色の関係、百年前から続く浦戸諸島の春の風物詩です。