「頻繁に」を意味する“Frequently”と“Often”の違い
おはようございます、Jayです。
鹿児島県のトカラ列島近海で地震が頻繁に起きています。
「頻繁に」を意味する最も基本で汎用性が高い英単語と言えば“many times”かと思います。
一単語では“frequently”や“often”がありますが、今朝はこれらの違いをやります。
“frequently”(フリークワントゥリー)=「定期的に起きていたり相次いで起こっている」
“often”(オファン/オフタン)=「不定期や特定の期間内で起きている」
ラジオなどの“周波数”というのを聞いた事あるかと思います。
周波数は1秒間に何回波(波長)が来るかを表しています。(60ヘルツなら1秒間に60回の波)
この「周波数」は英語で“frequency”(フリークワンスィー)です。
ご覧いただいてわかる通り、“frequently”と“frequency”は同じルーツを持つ単語です。
ですので“frequently”は定期的(周期的)に頻繁に起きている事で、“often”は不定期で頻繁に起きている事を指します。
“じゃ~今回の地震は頻繁に起きているけど不定期だから‘often’しか使えないの?”
実はそんな事はなく、どちらも使えます。
と言いますのも、トカラ列島近海で頻発している地震は関連性がある(同じプレートが原因など)と考えるのが普通です。
単に無関係で頻繁になら“often”のみですが、地震や連続窃盗事件など関連性があって相次いでいると考えるのが自然な時は“frequently”も使えます。
例:
“Earthquakes are occurring frequently in Kagoshima.”
「鹿児島で地震が頻繁に発生している。」
“often”は他に“1週間/3か月”など特定の期間内で頻繁に起きている場合に使ったりします。
例:
“In this past week, earthquakes are occurring often in Kagoshima.”
「この1週間に鹿児島で地震が頻繁に発生している。」
小さい地震が頻繁に起きてのガス抜きならいいのですが、(不必要に不安を煽りたくはないですが)これが大きい地震の前触れとなっている可能性も否定出来ないので今一度防災・減災の準備をしましょう。(鹿児島の方々に限らず北海道の方も含めて)
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