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KANADE Japanese Choir Auckland

レッスンログ 4月10日

2021.04.11 21:50

この日でTerm1のレッスンが全て終了しました!

所々祝日があったり、ロックダウンがあったり、と

お休みを挟み挟み進んできた今学期でしたが、

全てのクラスが大変大きな成長を見せてくれました!

とっても立派です!


さて、今週のレッスンログに参りましょう♪

〈Amabile〉

一学期、大変お疲れ様でした!!

子供達、とってもよく頑張りましたね。^^

週を重ねる度に、元気よく、そしてはつらつと楽しんでいる様子が見え

「音楽が好き!」という気持ちが徐々に育ってきたように感じます。


さて、この日は前回やった「おおきなたいこ」を

「たーあー」と「たん」を使って一緒に歌ってみましたね。

まずはこの音符をきちんと目で、耳で、感覚で覚えていきましょう。

子供達への教育は「一回やった」だけでは身に付きません。

たくさんの「思い出し」のチャンスを設け、しっかりと頭の中に入れる、

覚えさせるということをご家庭でも心がけ、一緒に取り組んでみてください!


音の名前「ドレミファソラシド」も、覚えてきた子が多くなってきましたね。

とっても素晴らしいです!^^

この日までは、ホワイトボードで皆で一緒にカードを並べましたが

次回Term2からは自分でカードを並べてみます。

ドレミファソラシドをすらすらと言えるように、そして

「ドレミの歌」を楽しく歌えるようにしましょうね。


そして、レッスンの最後には「ひげじいさん」を一緒に歌いましたね。

皆のよく知っている「ひげじいさん」の歌。

KANADEではもう一歩、音楽らしさを交えて学んでいきますよ!

皆が習った「ドレミファソ」が、お歌の中に出てきますね。

♪とんとんとんとん 

の部分を、音の名前をそれぞれ入れながら

音が音階に沿って高くなっていく、低くなっていくことを

覚えさせます。


♪きらっきらっきらっきらっ・・の部分は、

と、下降音階を入れて歌ってみてください。


今週から3週間、スクールホリデーのお休みとなりますが

お休み期間もたくさん童謡を歌って、楽しく過ごしてくださいね!

5月に元気なお顔でお会いできることを楽しみにしています。



〈Brillante-1〉

今年から始まった鍵盤ハーモニカ実習、皆一生懸命に取り組んで

とても上手になってきましたね!

準備もささっとできて、本当におりこうさんです。


さて、スラー奏法を学ぶ「チューリップのワルツ」、

これがなかなか難しいですね。前回のレッスンでお話しした通り、

スラーがかかっている間はタンギングをしません。

Tuのつくところは、スラーのかかり始めだけ。あとは息を流しっぱなしにします。

皆で「とぅーうーうーうーうーーーー」と一緒に息の練習を歌いましたね。

ソルフェージュで歌ったあとは、あのように、タンギングかスラーかを

歌いながら確認して、演奏するようにすると、とても効果的です。


子供達はまだたったの5歳で、人間歴5年。

わかったようでわかっていないものです。

「わかっていない」を前提として、何度も思い出しをさせてあげること。

これ、どうやって吹くんだったっけ?^^と聞いてあげてください。

小さな小さな身体で一生懸命、頭の中の引き出しを探します。

この繰り返しをつむことで、新しい学びを文字通り「身につけて」きます。


考える力を育てるために、考える時間をあげてください。

①手首は落ちないように、こうでしょ。(横から触って直す)

よりも先に、

②おてて(手首)はどうするんだったっけ?

と聞いてあげてください。

そして正解したら思いっきり褒めてください。

たったこれだけで、子供達の考える力はぐんと伸びてきます。

スラーも然り、同じように「思い出し」をしてみましょう。


「カエルの合唱」皆タンギングがとても上達していましたね。

今まだ「ふー」「ふー」という吹き方になってしまっている子は

今のうちに直さないと後で直すのがきつくなってきます。

しつこいくらいの思い出しとTuの練習をしておきましょうね。


さて、新曲「トンネル」に入りました。

ここで学びたいことは、


①指くぐりの練習

②調号について(調号♯1個は絶対にファにつく)

③スラー奏法の習得

④rit. (リタルダンド)


の4つです。

これを教えたいがために、数年前に5分で作った曲ですが

この暗さ、気に入っています(笑)性格が根暗なことがばれる。

④についてはまだ教えていませんので、自宅での練習では

今は無視してください。

ここはレッスンで指揮をみて演奏しますので、次回やります。


まずは①~③の箇所をよくおさらいしながら練習してみてください。

テンポは最終テンポが92~94になるよう、やってみてください。

伴奏音源をドライブに入れておきます。


ホリデー中の宿題としてもう一つ「ぶんぶんぶん」に挑戦してみてください。

この曲はミファソミレミファレの部分の指が早くて難しく感じると思いますので

じっくりソルフェから取り組みましょう。


あとはMTB①をホリデー中に各自すすめてみてください。^^


Term2からはこの「みんなの鍵盤ハーモニカ」の最後までをやって、

その後中間期発表会に向けての練習にも入ります。

難易度ではなく、完成度を高く仕上げられることを目標にしています。

基礎を大事に、今を大事に、頑張ってみましょうね!



〈Brillante合唱〉

このクラスはお歌が上手!どんどん上達しているのがわかります。

そして、歌が好き!なことも伝わってくる素敵なクラスです。^^


さて、発声基礎練習でいつも歌っている「やまびこごっこ」を

今回初めてクラスの仲間だけで輪唱にしてみました。

例年、輪唱で結構戸惑う子も多いのですが、「ほたるこい」での

輪唱で経験をつんだこともあり、誰一人とちらない、つられない、

というお見事さ。拍手!


高い音をしゃくらないように高めに音程を取るトレーニングを

レッスンでは特に注意しながら取り組んでいます。

その甲斐あって、かなりコツを心得てきています。おりこう!


「あめふりくまのこ」に入りましたね。

皆はリズム読みがとても得意になってきています。

「とーんだ」のリズムをパッと言えた子供達、素晴らしい!

歌詞の世界観や、かわいいしぐさなど、お気に入りのポイントを

見つけることは子供の情操をより豊かにします。

歌を歌うことは、その詩の理解があってこそ美しいです。

おうちでそんな楽しいことを親子で話しながら取り組んでみてくださいね。


ホリデーをはさみますが、次の5月のレッスンでも

「あめふりくまのこ」を歌います。

楽しいお休みをお過ごしください☆



〈Brillante-2〉

「茶色の小瓶」太鼓パートシャッフルでやってみました!

まぁ本当に素晴らしかったですね!!!!

シンコペーションのリズムも揃って美しかったです。

大変よく集中して取り組めました。^^100点!

言う事無し。全部お見事でした!お疲れ様です!!

保護者の方からシェアして頂いたお写真です。↑^^

スティックを揃えて持つ、最後のポーズの写真です。かわいすぎる♡

ドライブに記録としてビデオを保存しておきますね。


Term1で取り組んできた打楽器実習、基礎練から初の合奏曲まで

短いような長い道のりでしたが、この子達の可能性を大きく伸ばし

先が更に楽しみになった1学期でした。

鍵盤ハーモニカも打楽器も、一生懸命取り組んで上達しているB2クラス。

C、Dのお兄さんお姉さん達の背中を見て、素晴らしい前進を続けています。

ファンタスティックでした!


さて、このホリデーの宿題として鍵盤ハーモニカ実習の思い出し

「喜びの歌」を配布しています。ニ長調(#二つ、ファとド)です。

3パートありますが、全部吹けるようになってもらうのが目標です。

次回のレッスンではパートをスワップしながら合奏していきます。

全部は難しい・・・!という子は、Mel.2かMel.3のどちらかで結構です。


一か所タイがあります。拍のカウントを間違えないよう、

音源をよく聞いて、まずはソルフェージュから始めましょう。

タンギングのTuで歌うことも忘れないように。


中間期は打楽器アンサンブルを考えています。

「茶色の小瓶」がよくできていたので、一つレベルアップした曲を

選ぶつもりです。


次回もB2の合奏レッスンを楽しみにしています!




〈Cantabile〉

かわいこちゃんたち、大変よく頑張っています!

本当に一生懸命で、歌に情熱もあり、とっても素晴らしいです。


グリーングリーン、アーティキュレーションや表現、強弱などを

ビシバシ鍛え上げ、音を張って発声する方法などを交えながら

レッスンしています。幼童歌唱からの脱却、さらなる上達を目指し

取り組んでいて、その成果も大きく見えていますよ!100点!


エーデルワイス、とってもよくソルフェできていました。

初めての合わせでしたが、良く頑張りました。^^

美しいハーモニーを作る練習曲として今後も歌っていきますので

今回まだ自信がなかった子は、繰り返し練習しておきましょうね。


次回は唱歌「七つの子」を歌いますので、配布しています。

からす、なぜなくの、で大変有名な曲ですね。

こちらは秋の歌と定義づけされていますが、歌詞にはどこにも

秋の季語が入っていません。

カラスのブリーディングシーズンが一般的に日本の初夏から夏の終わり

にかけて、ということで、雛を育てる時期が暦上秋になるからかもね、

という話をレッスンでしました。


日本の童謡を美しく歌い上げられるというのも、Cクラスの長所です。

情景を思い浮かべながら、旋律の美しさを楽しんでいきたいと思います。


ホリデー中、せっかく上手になった歌の調子を下げないよう、

時々発声練習などをして、声帯をキープしてもらえると嬉しいです。^^


こちら↓パート分けをした日の写真です。

とっても可愛いCクラスの生徒達♡


★ソプラノ★

★アルト★


〈Dynamico〉

座学4週目。聴音の宿題、頑張ってきましたね!

はなまる!皆回数を沢山ききながらも、音を取ることに

一生懸命になってくれた様子が楽譜から伝わってきました。


大切なことは「自力でやる」こと。

間違っててもいいんです。自分で考える力を育てることが大事。


レッスンで新しいことを学ぶ。

自宅で思い出しをするときの親の仕事は「どうだったっけ?」と

尋ねてあげることだけです。

間違いはちゃんとレッスンで正します。

失敗から学ぶことはとても大きいので、それら全ても糧だと思ってください。


「はい、ではこれをやってみましょう」という場面で

「何をやればいいの?」という聞く子がいます。

私はそこでもう一度の説明はわざとしません。

「先生は今、なんていったか聞いてた?」とその子に尋ねると

「聞いてなかった。」という回答が10割です。

ここで学ぶことは、「聞かなきゃわからないんだ」ということ。

指摘されて、話を聞く大切さを知る。これも学びなんです。

できるかできないか以前の問題で、話を聞く、

理解しようと努める習慣をつけること。

そこをわからせてから、今何をする時間なのかを再度説明します。


①種まきの時点でしっかりと理解できるよう話を聞くことが大切。(レッスン-input)

②思い出しの時間を設けることも大切。(宿題-output)

③レッスンで間違いを指摘されることも大切。(次のレッスン-re input)


音楽だけでなく、勉強もこれと同じですね。

これは親子の間ではなく、先生と生徒の間柄だからこそ効き目があったりします。

この子達はもう8歳以上の年齢です。ちゃんとわかる子たちです。

どうやるんだったっけ?先生のお話し思い出してみようね。と言うだけでいいんです。

答えを教えない。受け身だけにさせないこと。

敢えて手出しせず、やらせてみよう。と思って課題に取り組ませてください。


今回の学習課題は「拍子判定」です。

強拍/弱拍を理解した上で、4分の〇、8分の〇、の仕組みを

わかるようになることを目標にしています。

この学年齢でやることに意味があるのは、レッスンでお話しした通り

倍数と約分が出てくるからです。

これは掛け算がわかる年齢だからピンとくるセオリーです。


4分の〇は、

2で割り切れる数をグループとして考える。数え方は8分音符で

1と 2と 3と 4と、と数える。


8分の〇は、

3で割り切れる数をグループとして考える。数え方は8分音符で

1とと 2とと 3とと 4とと、 と数える。


ここまでを理論として理解してから、変拍子8分の5、8分の7という

規格外があることを学びます。


指揮の打点についても併せて目で見ながら学習しましたね。

二年前にEleganteのクラスでハンドベルをやった子たちは

8分の9を学んでいますが、今回の授業で改めて理解が深まったと思います。


宿題のプリントは裏表で6ページあります。

授業をしっかり聞いていれば、難しいことなく取り組めるはずです。

「敢えて手出しせず」やらせてみてください。^^


さて、新しい合奏曲を配りました。

「Robin Hood - Prince of Thieves」です。

めちゃかっこいい・・・・!しびれるかっこよさ!!!!

ホルンがめちゃ美味しい!!!!吹いてて爽快!!!

というか映画音楽は全部ホルンが一番美味しくできてる。

・・・という熱弁はおいておいて、

レッスンでも言いましたが、あまたある映画音楽の中で私が一番好きな曲です。

Dクラスのレベルまで子供達の実力があれば、何を選んでも大丈夫。


本当は違う曲を準備していたのですが、

私はもうやりたい曲を出し惜しみしません。今やる。

8分の〇を学んだ今が一番いい。と思って一週間で書きました。

いつも楽譜を書くときは、演奏する子供達の顔を思い浮かべて書いています。

この子ならこうやって吹くな。こうやって叩くな。うん、できるな。

と思いながら。この作業が一番楽しいです。


まずは曲の感じをオケで聴いて、イメージを膨らませてほしいと思います。

自分の楽譜のこの旋律が、本当は何の楽器が担当しているのか。

頭の中でイメージを膨らませましょう。

これがわかると吹き方が変わります。

展覧会の時と同じように、曲をもっともっと好きになります。


原曲は聞いての通りフルオーケストラです。

これをDの編成に落とすことはすごく難しい事です。

ティンパニもないし、管楽器もない。

でもDクラスはそれを凌駕する素晴らしい音楽を作れる。

今から泣ける。もう泣けます。


そして、ドライブには楽譜通りの参考音源を入れておきます。

譜読みはこちらで行ってください。


5月の音出しを楽しみにしています!