有言実行よりもバランス重視
前回バランスを取る大切さについて書きました。悩みは心のバランスをよくすることで解消できるとお伝えしましたが、もう一つバランスを取る意味があります。
このブログを読んでいる皆さんの中に、自分で問題解決をする能力の高い方たちもたくさんいると思います。自分で解決方法を見つけ、最良の選択を行う。とても素晴らしいことですが、一つだけお伝えできると嬉しいです。
それは、最良の選択はいつでも次の最良の選択に変えてもいいことです。一度決めたらやり通す「有言実行」にあまり拘らなくても大丈夫。自分が決めた目標を達成するのに必要な「行」いは、いつでも内容を変えて構いません。
ここで私の体験談ですが、私がまだ免許の教習所に通っていた頃のエピソードがあります。
仮免許を取って初めて学校の外で運転をした時のことです。教習所のすぐ隣には長い直進の国道がありました。外での最初の運転でその直線道路を走ったのですが、直進している間もハンドルで左右に微調整を利かせないと車が直進できないのに、当時初心者の私はとても面喰いました。
直線なので一回コースに入ればハンドル握らずとも車は綺麗に道路を直進すると信じ切っていたので、ハンドルを握る手を離したら車のバランスが取れないのにびっくりです。隣に座っていた先生に「直進でも右、左にハンドル動かす必要があったんですか?!」と聞いたら、「そうだよ。」と当たり前のことのように返されました。もう運転慣れしていれば疑問に思うこともないかと思いますが、次回直線道路を運転する機会があったら是非試してみてください。一直線の道でも必ずハンドルでバランスをとる必要があるのに気が付くと思います。
私たちの日々も同じです。
目的地に行こうとするとき、直進に見える道でもその時の私たちの感情、仕事や人間関係などでコンディションは変わります。その時最良だと思った決断や選択もその時々のコンディションによって変わります。
なので答えが分かったらもう見返さないドリル形式の代わりに、最良の選択をしたらまず試しにテストドライブをしてみてください。もしその結果自分で出した解決方法でスムーズに進め無くなればいつでも軌道修正、選択のし直しをしてください。毎回テストドライブから始めればいいのです。一度決意したことはやり遂げなくてはいけないと私たちは教え込まれてきましたが、その決意が重荷になったらいつでも軽くなるように微調整をして構いません。
私たちは責任を持って選択をすることで人生を良くしていきますが、人生に「(有言実行)~しなければいけない」と制限的な考え方を持ち込めば味気の無い人生になってしまいます。真面目な人ほど自分でストレスを作り上げてしまいますが、それでは本末転倒です。
一度決めたことも、その時の自分の心境に合わせて随時変えていってください。自分が行きたい目的地だっていつでも新しく「選択」することが可能です。描いているビジョンと行いが一致していれば大丈夫です。悩みの解決糸口が見えたならば、変化を起こすために有言実行を成し遂げるより、都度楽しくやる気がでる選択をしていく「バランス」感覚を是非意識してみてください。ずっと楽に変化を起こせるはずです。