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紫貴あき:夢を叶えるブログ

【合格体験記】4月からGWにやりたい合格勉強法

2021.04.12 10:07

植村健二さん(2020エキスパート合格)

植村さんはステップ1でも級長を務めてくださったリーダーシップのある男性です。仕事も忙しい中、どのように4月やゴールデンウィークを過ごされたのでしょう


2020年土曜朝クラスの植村健二と申します。昨年の今頃は緊急事態宣言で日常も一変したうえ、ADVの講義も突然の休講やオンライン化など対応に右往左往したことをよく覚えています。

まだまだ学習のペースをつかむのに苦戦する時期と思いますが、私の経験が参考になれば幸いです。

 

①勉強を日課にする

平日は残業や出張でまとまった時間が取れない日も多かったですが、昼休みの数十分やお風呂につかりながらなど隙間を見つけてはテキストを読んだり、オンラインアカデミーの練習問題を解いたりしていました。疲れて身が入らないことも多いですが、「勉強するぞ!」と気合は入れすぎずに「とりあえず目だけ通しておくか…」くらいの気持ちでも、今のうちから勉強することを習慣づけておくことで怒涛の後半戦にむけてペースをつかんでいくことができると思います。

 

②前半戦は予習を中心に

土日はほとんど仕事が休みだったため、まとまった勉強は土日に集中して行いました。前半戦の今頃は学習のペースにも比較的余裕があるため、予習を中心に行っていました。私は土曜クラスだったため、日曜日を起点として、次の週の範囲のテキストを読みながらAki’s Checkの予習の部分を解いて全体像をつかむ⇒白地図を塗分けながら国や地域の情報を一枚の紙にまとめる

このあたりを日曜のうちに行い、平日に実践問題やオンラインアカデミーを解き、まとめた資料に足りない部分を肉付けしていきました。土曜には実践問題が殆ど解けるくらいの状態にし、授業は復習として聞いているような感じでした。

新世界に入るころにはだんだん追いつかなくなり復習中心になっていってしまいましたが、予習中心のこの期間に自分なりの学習方法をつかめたのが合格につながったと思います。

 

③フランスで基礎固め

出題傾向だけを見れば、フランスを細かいところまで覚えるよりも、新世界を中心に勉強したほうがよいように思えます。それでも、私は前半にフランスをじっくり学習してよかったと感じています。フランスは地域ごとにAOCがとにかくややこしいですが、「なぜこの土地でこのようなワインが作られているか?」を気候や地形、土壌から理論的に学ぶのにとても大切な国であるように思います。

まず初めにフランスでこういったワイン造りの根幹を学んでおくことで、後に新世界を学ぶ際も、ただの暗記にならず系統立てた理解ができるようになり、記憶が定着しやすくなると感じました。

 

④GWはイタリア攻略

GWは比較的まとまった時間をとることができましたので、前半の山場であるイタリア、特にDOCGの暗記に焦点を当てました。私は手で書くことが一番暗記しやすいので、第一に単語帳を手書きで作成しました。表にDOCG名、裏面を4分割して生産州・品種・タイプ・追記事項を記入しました。

DOCGは細かい地図まで問われることは少ないですが、地図も併用して眺めながら勉強するとイメージしやすく覚えやすかったです。

また、Quizletというアプリで自作の単語帳をクラスメイトと共有し勉強していました。一人ではカバーしきれない箇所も共有することで効率的に進められたと思います。

 

⑤楽しみながら勉強する

もともと料理が趣味でそれを深めるためにWE受験を決めたこともあり、週に1回、主に授業のある土曜日には、教科書を参考にその日学習した国や地域の郷土料理を作り、その土地のワインを合わせて飲むようにしていました。ブルゴーニュの回では鶏肉の赤ワイン煮込みとメルキュレ、ローヌの回では羊肉の白ワイン煮とコート・デュ・ローヌ、といった感じです。二次試験のことは気にせず、気になったワインやあえてマイナーな品種を選んだりしていました。

エピソードとしてとても記憶に残りましたし、ひたすら暗記で飽き飽きしてしまわないように、モチベーションの維持にもつながったと思います。

あき先生は授業中、郷土料理を扱ういろいろなレストランも紹介してくださいます。状況が許せば、クラスメイトと実際に足を運び、実際にワインを味わってみてください。必ずよい思い出とともに試験の心強い味方になってくれると思います。

 

 

以上稚拙ながら私の体験を述べさせていただきました。毎週の小テストや中間テストに向け不安になることも多いと思いますが、これらはあくまで自分の到達点の確認に過ぎません。結果に一喜一憂せず、必要な修正を行っていけば必ず合格につながります。日々の勉強を楽しみながら、合格後の充実したワインライフに向け邁進してください。応援しております。


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講師より

郷土料理まで作って食べていたとは驚きです。楽しみながら勉強したことが、合格の最大の秘訣でしょう。どれも真似したいですね。