(早大社会科学部と絡めて)中国武術はマーシャルアーツからリベラルアーツへ!
早大の学部ランキングに関する面白い記事があったので、以下にシェア!時代変われば、社会や学生からのニーズも変わるという事でしょうか。
近年における社会科学部の躍進は目を見張りますね。
早稲田大学において政治経済学部に次ぐ地位を得る日も遠くないのでしょうか。
ロースクール乱立による法曹界での人材過剰、現場におけるビジネス理論の破綻等で、法学部や商学部といった実学専門科目の学部に限界が来ているのかもしれません。
近年、大学教育でリベラルアーツが注目されていますが、政治、経済、法律、商学といった多科目からの考察による問題分析や解決方法の模索が、これからの社会生活でより重視されると思われます。
前回の理系科目でも書きましたが、文系と理系の垣根を越えての多方面からの思考は、いずれ社会に出てからも必要な力となります。
未来を予測するような答えが無い問題に対し、如何に解法を見つけ出すかについては、より多くの分野から知識を学ぶ必要があります。
これは、武術や武道(マーシャルアーツ)の領域でも近いと思います。
ルールの決まった競技としての格闘技や武道は、“試合に勝つ事”に主眼を置きますが、生存の技術である武術は、“負けない事”、“生き延びる事”に主眼を置きます。その為に、多方面から知識を得る必要があるのです。
戦国時代から江戸時代にかけて活躍した忍者は、優れた武術家であると同時に、天体から方角を読み取り、火薬の扱いにも長じ、地形を利用し、情報を収集して戦うという、総合的な戦い方をしていました。
米国の特殊部隊グリーンベレーも、戦略や環境を用いる事で、一人で百人以上の敵と戦う事が出来ると言います。ジャングルや荒野のような悪条件や、多勢に無勢のような、どんな逆境でも“負けない”精神を訓練するそうです。
グリーンベレー隊員であった米国プロゴルファーのタイガー・ウッズの父親は、幼い頃からウッズに“負けない”メンタルを指導し、息子を一流のプロゴルファーに育て上げました。
中国武術にもこれらと似た部分が多々あります。
戦法を知られない為に、自分の学んでいる門派を隠し、戦いの環境を判断して、どの技で、どのような状態に相手を落とし込むのか?と思考しながら戦います。
時には敵を欺いて、友好的に振舞い、スキを見て攻撃する。
そして、学習の際にも、その門派のより良い部分を吸収して、自分を成長させるといったように、武術はリベラルアーツ的な性格を持っていると言えます。
というわけで、総合的な学習をする早大社会科学部が躍進したように、これからは格闘技界でもカンフーが躍進していくのではないかと考えております。(当方の勝手な推測ですが、あながち間違いではないかと思っています)
というわけで、総合的に強くなりたい人、自分を成長させたい人、等々、当会にお越しください!
カンフーを覗いてみてください。
先ずは気軽に見学からどうぞ!
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