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【活動レポート】育休ガイドIKUMICHIリリース記念オンラインイベントを開催!

2021.04.13 17:04

\”わたしらしい”復職に向け、育休中にできること/
子育ても仕事も充実させたいフルキャリ女性に向けてリリースイベントを開催しました!

【開催概要】
日程 :2021年3月24日(水)
時間 :13時〜14時半
場所 :オンライン(ZOOM)
プログラム:
オープニング:育休ガイドIKUMICHIのご紹介
1.「フルキャリ女性の育休とキャリア」株式会社野村総合研究所 未来創発センター上級コンサルタント武田佳奈さん
2. 「育休中“わたしらしい”に出会った先輩育休者はどう過ごした!?」武田さんと現役育休者のパネルディスカッション
3. 「2分ですっきり!肩こりのセルフケア」認定NPO法人マドレボニータ理事 長野奈美さん

今回のイベントは育休コミュニテイMIRAIS内の公式プロジェクトにて、「育休ガイドIKUMICHI”わたしらしい”に出会う育休の歩き方」という育休者向けのWebサイトをリリースしたことを記念して開催しました。MIRAISメンバーでない方にもご参加頂けるイベントとして開催し、当日は最大198名もの方にご参加頂きました!

▼育休ガイドIKUMICHI ”わたしらしい”に出会う育休の歩き方
https://ikukyuguide.wixsite.com/ikukyuguide-ikumichi

はじめに、今回リリースした育休ガイドIKUMICHIについて紹介ムービーをご覧頂きました。https://drive.google.com/file/d/114bqstPvnHQ8maP2ikVKyLQ_Kxr4c2v4/view?usp=sharing
(作成 https://instagram.com/saki.gra_reco

続いて、『フルキャリマネジメント』著者、株式会社野村総合研究所の武田さんにフルキャリ*の復職と育休の過ごし方へのヒントについてお話頂きました。

そして、武田さんと育休経験者を囲んでの育休中の過ごし方についてのパネルディスカッションを行い、最後に、認定NPO法人マドレボニータの長野さんに、おうちで簡単にできる肩こりのセルフケアについて教えて頂きました。参加者より頂いた質問に回答しきれないほどに、内容盛りだくさんの1時間半となりました。

*:出産や子育てにも前向きでありながら、自身のキャリア形成にも前向きな層。武田 佳奈『フルキャリマネジメント:子育てしながら働く部下を持つマネジャーの心得』(東洋経済新報社 ,2019,P3)


【講演内容】

1.「フルキャリ女性の育休とキャリア」
「フルキャリ」の提唱者、株式会社野村総合研究所 未来創発センター 上級コンサルタント 武田 佳奈さん

ご自身も二児の母であり、2度の職場復帰時に奮闘されたご経験がある武田さん。
「決して自分が上手くできたわけではない」というご自身のご経験とともに、フルキャリの復職と育休の過ごし方へのヒントについてお話をして頂きました。

これまで女性の働き方は、仕事での成果やキャリアアップを追求する「バリキャリ」か、家庭やプライベート重視の「ゆるキャリ」のどちらかで語られてきました。武田さんは、仕事か家庭かという二者択一ではなく、双方に意欲的に取り組みたいと考える人を、「Fulfill したい(全うしたい、目標を成就させたい)」という言葉から「フルキャリ」と定義しています。

復職者たちが「仕事も家庭も頑張りたかったが上手くいかなかった」と離職していく状況を、会社や組織が理解すれば、働く女性たちも組織ももっとハッピーになるのでは、と武田さんは話します。

お話の中では、「フルキャリ」が抱える悩みや葛藤の気持ちを紐解いて頂きました。参加者の多くが育休中女性だったため、質問が多く寄せられ、復職後の働き方への注目の高さが伺えました。

・働く女性の2人に1人は「フルキャリ」である
・責任ある仕事をしたい、やりがいを感じたい、せっかく働くのであれば認められるような仕事がしたいと考えている人が多くいる
・職場は「フルキャリ」の人が「フルキャリ」のまま活躍できる環境か考えてみてほしい
・「フルキャリ」の多くは、成長と貢献を望んでおり、上司からの過剰な配慮は望んでいない
・「期待」「共有」「機会付与」といった人材育成で当然に行われるべきことが、子育て中の女性には行われにくくなってしまっている

武田さんのお話を通して、各々の育休の過ごし方を振り返り復職後の働き方に思いを馳せる良い機会となりました。参加者からは、「振り返った時にそこにあるあなたが歩んできた道が、あなたのキャリアである」という武田さんからのメッセージに多くの共感のコメントが寄せられました。


2.「育休中“わたしらしい”に出会った先輩育休者はどう過ごした!?」

武田さん、現役育休者によるパネルディスカッション続いて、育休の過ごし方について、武田さんと現役育休者でのディスカッションを行いました。

育休中は必然的に子どもと過ごす時間が多くなるため、人と繋がることの大切さ、母親としてではなく一個人としての繋がりを持つことの重要性などが話に出ました。

また、パートナーとの関係性では、Facebookグループやslackなどのツールを活用したコミュニケーションや、夫婦の対話の時間を持つ工夫についてアイデアが出ました。他の家庭の取り組みを知ることは良い機会となり、参加者からのコメントでも「早速取り入れてみたい!」といった声が聞こえました。

第一部に引き続き、「キャリアはあえてつくるものではなく、歩んできた道があなたのキャリアである」「他人の物差しではなく、自分の物差しの中で最大限を尽くす」といった武田さんの言葉に勇気付けられたといったコメントが多くありました。


3.「2分ですっきり!肩こりのセルフケア」
認定NPO法人マドレボニータ理事 長野奈美さん

育児で日々疲れているママたちに向けた肩こりのセルフケアレッスンを行って頂きました。長野さんご自身のワーキングマザーとしてのキャリアのお話を聞きながら、心地よくストレッチを進めて行きました。

まずは骨盤を立てて姿勢を整えること。ちょっと意識するだけで背筋がしゃんとする感覚がありました。

そして肩こりの解消には肩甲骨がポイントとのこと。普段意識しないとなかなか触らないであろう肩甲骨に触れることからはじめました。「肩甲骨に指が入らない!」という参加者からのコメントが続出しました。

教えていただいたのは、家事や赤ちゃんのお世話の合間の短時間でできる簡単な動作でしたが、ほんの少しストレッチをするだけで身体がぽかぽかと温まりました。


【イベント参加者からの感想】

・定期的に様々な方の話が聞きたいです。
・今回のように育児を共有できるイベントを定期的に実施して欲しいです。
・「自分寄り」な情報収集ばかりしてましたが、今回のイベントに参加でき新しい発見ができました。改めて育休をもっともっと楽しもうと思いました。
・とっても素敵なサイトで、休職に入りモヤモヤしていた過去の自分に見せてあげたいと強く思いました。これから産育休に入る同僚や後輩に教えます。
・会社の人事に紹介したいと思います。

武田さんのお話では、仕事や家庭どちらも意欲的に取り組みたい「フルキャリ」としての心得、そして長野さんのレッスンでつかの間のセルフケアの重要性について大事な気づきを頂きました。

武田さん、長野さん、貴重なご講演をありがとうございました。


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