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テマヒマ

展示

2021.04.14 22:49

おはようございます。


暮らし、味わう。


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


先週の関東出張の続き。

濱田庄司益子参考館を出て、東京に移動。ま

ずは東京駒場の日本民藝館へ。

日本民藝館改修記念名品展1と題して、柳宗悦

の代表的な著作のタイトルを切り口に、「木

喰上人の彫刻」、「朝鮮とその藝術」、「陶

磁器の美」、「初期大津絵」、「琉球の

富」、「物と美」、「茶と美」、「美の法

門」をテーマに、日本民藝館が所蔵する、柳

宗悦が蒐集した古作の逸品が公開されていま

す。これ見たことある!とかこれ有名なやつ

!的なミーハーな気持ちでテンション高く見

てたら、いつもより盛りだくさん過ぎてお腹

いっぱいというかちょっと疲れました笑。


今回の改装は新館2階の大展示室の床材が栃

木産の大谷石に変わったり、壁紙が静岡産の

葛布に変わったり、本館と雰囲気が近くなっ

たなぁと思いましたが、パンフレットによると柳宗悦が設計した旧大広間(現豊田市民芸館)

を踏襲したものだそうです。

本館と新館をつなぐところが渡り廊下になって吹き抜けていましたが密かに今回の改修で

床が出来ていました。そこにテレビが設置さ

れていて映像作品「日本民藝館物語」が上映

されていて見ることが出来ました。


改めてになりますが、日本民藝館という建物

や空間そのものが柳宗悦の美意識に基づき、

具現化したものであり、蒐集した美しいモノ

をいかに美しく見せる、魅せるかということ

を徹底的に意識されていることを感じました


テマヒマの古民家リノベーションやインテリ

アにおいて、民藝の先人達の住空間を意識し

たり参考にしたりしたことはこのブログでも

よく書いてきたところです。テマヒマにお越

しになった方にテマヒマの空間自体が暮らし

の提案になれればなぁと思っていて、ご興味

のある方にはよくリノベーションのこと、イ

ンテリアのことをお話ししたりご説明したり

もしてきます。


一方で、商品の陳列や展示については、並べ

る順については色や形でストーリーやリズム

を意識はしているものの、開店当初に比べて

最近商品点数が増えてきたこともあって、

べる(詰め込む?)ことに精一杯で、並べ方、見

せ方については甘くなってきてるなぁと反省

しました。民藝館と民藝店、美術館と販売店と違うとはいえそこは共通するところ。店内

の空間をより魅力的なものにアップデートし

たいと思うと同時に、商品の展示の仕方、見

せ方については日々改善していきたいと思っ

た次第です。

それにしても、コロナ対策で、靴の上からビ

ニールを被せて館内に入る今のスタイルにな

かなか慣れません。特にトイレに行った時に

靴onビニールonスリッパの状態はかなり違和

感が。。。苦笑。ちなみにトイレもリニュー

アルしてました。



昨日一昨日とひたすらパソコンに向かう仕事

をしてました。またお知らせ出来る日が来た

らこちらでもお知らせ致します。

テマヒマは今日も11時オープンで皆様のお越

しをお待ちしております。ランチのご予約は

現時点で全く入っていません。。。

それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを

テマヒマで。今日も好い一日を!