ここが違う!「勝ち組企業」の成果主義―対話と個の確立をめざして本ダウンロードepub
2021.01.20 11:23
ここが違う!「勝ち組企業」の成果主義―対話と個の確立をめざして
本, 柳下 公一
によって 柳下 公一
4.7 5つ星のうち 2 人の読者
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内容(「BOOK」データベースより) 総人件費の抑制?能力主義の一種?人を使い捨てにする制度?―武田薬品の元人事責任者が、成果主義をめぐる幻想や誤解を解き、強い経営をつくる人事改革のあり方を明快に説く。 内容(「MARC」データベースより) 企業活性化の切り札は、成果主義による経営風土改革だ! 制度の設計から評価や報酬の仕組み、実際の運用まで、著者自らの体験をもとに語る「超実践的」人事制度改革の全て。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 柳下/公一 1934年生まれ。1958年東京大学法学部卒。武田薬品工業入社。人事部長、常務取締役、専務取締役などを歴任。現在、人事コンサルタントとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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本書は、武田薬品の人事部長を勤めた著者が、武田薬品における人事制度(いわゆる成果主義)の改革について述べた本である。成果主義というと、ここのところ若干評判が悪く、一時の流行のゆり戻しが来たような感がある。一方で、武田薬品の仕組みについては、今のところこれを改める動きは特にないようで、むしろその内容は徐々に進化しつつあるもののようだ。この違いはなんだろう。本書を読んですごいと思うのは、アカンタビリティーとコンピテンシー、ハイパフォーマーと目標管理、またその活用に関する議論を、武田薬品の置かれた内外の環境に対して、実に的確に適用しているところである。コンサルで人事システムの売り込みなんかをやっている人と話しても似たような概念をつかって似たようなことを言うのだが、わが社にあった形をわが社に合った運用で導入するためには、内外の環境をよく認識し、自分たちの頭で考えて仕組みを作り、時間をかけて可能な限り大至急の改革を行うということが大事なのだと痛感した。これに引き換え、人件費の削減のためにとにかく成果主義を導入するとかというのは本末転倒であり、本来的にはこれは個としての働き手をいかに活性化するかのツールであるということなのだろう。そのための不可欠のステップとして、著者の言う「個の確立」があるということなのだろうか。「何のために何をやるのだ」という思考を、自らの評価や組織の中での評価ということにひきつけて思い出すことができる好著である。成果主義の勉強のために、また、ものの考え方のレビューのために。