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Baby教室シオ

教具『幾何認知 図形等分割』

2021.04.20 00:00

今回取上げるのは図形分割の教具です。この等分は小学校2年生の導入及び3年生での本格的分数学習に繋がります。

この教具だけでは等分の形は不十分なため子供には幾つもの思考を広げるため補助教具を使用していき、最後にはプリントを用いてアウトプットできるように取組んでいきます。


丸、三角、四角の3つの形を等分していきますが、その前に図形を1として考えることも分数を理解するには必要なことです。


3図形を2等分していきます。はんぶんこ、半分、2分の1、2等分という言い回しも幾つもの選択肢を与えるなどします。


上記と同じように3等分していきますがこの教具だけでは不十分です。他にも等分する方法がないかを考させていきます。ここに無い等分割を他の教具で補っていきます。


4分割も同じように進めます。いろいろな物を分割する実践が必要です。粘土や色画用紙、等分できるおもちゃ、ホットケーキや食パン、はんぺんなど用いて経験値を上げましょう。

子供の頃母は親として面倒だなと思うような子供の失敗をとても容認してくれました。ホールケーキを切り分けるのも子供達に任せ、失敗から学ぶことを随分後押ししてくれたように思います。ただ不器用な弟がケーキを切るとほぼ等分にできないことから、当時は珍しいアメリカ製のケーキ等分シートを敷くという慣例も生まれました。

今でこそ見かけなくなりましたがバタークリームのずっしりとした胃もたれしそうな淡いピンクのバラのケーキを懐かしく思います。何十年経っても子供の頃に戻ることができる母の愛情を教具で感じることができました。皆さんもお子さんが母の愛情が感じる一片の思い出を作られてはいかがでしょうか。