公立高校入試のしくみ
2016.11.26 10:34
静岡県の公立高校は”内申点重視”の傾向にあります。
募集定員300人(学校裁量枠なし)の学校があったとします。
以下の手順で合格者が決定されます。
第1段階 定員の75%程度が合格
調査書の学習記録における9教科の評定上位から300人(同点者含む)まで決めます。
そのうち学力検査の5教科の得点合計の上位から75%、つまり225人を合格とします。
※調査書の学習の記録以外の記載や面接の結果によって除外される場合もあります。
第2段階 定員の10%程度が合格
調査書の学習記録以外の記載と面接の結果によって、第1段階の合格者225人を除いた全ての受験生の中から定員の10%程度(30人)を合格とします。
第3段階 定員の15%程度が合格
第1、第2段階の合格者255人を除いた全ての受験生を対象に募集定員の残り15%(45人)を決めます。
調査書の記載事項、学力検査、面接の結果を含めて総合的に判断されます。
以上をご覧いただいてもわかるように、どの段階でも調査書の内容が見られます。
普段の授業態度や単元テスト、定期テストの結果がこの調査書に反映されます(中3の2学期)。
宿題や提出物を出すことは当たりまえ。日頃から積極的に授業に参加するようにしましょう。
詳細は以下の静岡県のホームページにある「公立高校を目指すあなたへ1」から確認できます。