気合と根性だけでは270km完走できない論
昨日三本ローラー購入に来店くださったお客様、ロードバイクに乗り始め
初めての冬を迎えられます。
12月初旬お仲間さんと淡路島一周プラス自走で270㎞チャレンジしようと思っていると聞かせて頂きました。
それはそれは。
チャレンジ精神、素晴らしい!
で?それなりに乗り込んでおられるのか
聞き進めると、ローラーを購入されたご本人は乗っているけどあとのお仲間はバイクが展示品となり磨いて眺めているのが楽しみなんだそうで。
あか〜ん
それはあきません。
アドバイスするにも、予定日までの日にちがなさ過ぎて
乗っている前提の話とはガラリと変わってきます。
本当に冬の淡路島は寒いし、厳しいのです。
最終的にはアドバイスというより
気合いと根性だけでは270㎞は完走できない論を細かく説明させて頂きました。
お客様との話なのでブログをご覧の皆様には該当しないこともありますが、何かお役に立てたり、参考になったりするかなと思い書き残しますね(^-^)
⚫︎夏のレーパンで冬を乗り越えるには無理がある
⚫︎まずは全員でシミュレーション
⚫︎淡路島を走る前に朝5時に集合して淀川の河川敷を走ってみる
⚫︎ひとりでも寒いと口にしたら冬のウエアを購入すること
⚫︎一度芯まで冷えた身体を元の体温に戻すのは容易ではない
⚫︎ビンディングシューズでなければ自走は厳しいと思ったほうがよい
⚫︎お尻の痛みや肩、首筋など節々の痛みは出ると覚悟したほうがよい
⚫︎スタートは追い風でも調子にのらず一定のペースを守る
⚫︎伴走車は最後尾を見届け、3㎞~5kmを目安に待機の繰り返しをする
⚫︎パンクやチェーン落ちなどすぐに直せない時は伴走者に回収してもらい安全な場所で修理調節する
●平日は他のサイクリストも少ないため調整修理は自分達するよう技術を備えておく
⚫︎山岳コースと平坦コースの分岐点で一度全体で話し合う
⚫︎福良で昼食後もよく話し合う
⚫︎郡家には3時に着いていないと日があるうちに淡路島内を走りきれないことを頭に入れておく
こんな感じです(^-^)
幸い伴走車が出るようなので安心はしていますが、伴走も経験がなければ風除けに車の後ろにつかすようなとんでもなく迷惑で危険な行為をさせてしまうことがあります。
私達も伴走車を出すと、車の後ろにつこうとする方が居て、また見知らぬ車の後ろに着いて走る方も現実におられます。
それがどれだけ危ないことか、本当に理解してほしいと強く諭します。
距離を重ねると、とくにアップダウンが厳しい淡路島はロードバイクに乗っている、乗っていないの差が激しく現れます。脚の差が出てしまうため、乗っていない者は疲れから思考回路がストップし、仲間内で助け合わないと険悪なライドになってしまいます。
まとめると
どんなライドにしたいのか、目標を明確に立てることが先決ですね
まずはアワイチ完全制覇
その三ヶ月後に自走をプラス
主人はこう申しておりました。