春の猫たちの話
「春のニャンまつり」という軽快なノリで、新しい猫木玩をつくりました。
ハイカラ雑貨店ナツメヒロさんにて、春シーズンに合わせて並んだのですが、
最初は2月中に“ひな祭り木玩”を制作する予定でした。
が、全然間に合わず!!!
辿り着いたのが、この猫たちでした。
手前から『猫、〇〇日和』シリーズの
「わんぱく日和(さかな車遊び)」
「わんぱく日和(シーソー)」
「お散歩日和(仔猫の乳母車)」です。
この3つは、作業場から帰る時に通った善福寺川の遊歩道と広場で見た光景が元になっています。
大きいトラックのおもちゃを引っ張る子、
シーソーで遊ぶ兄妹、
ゆっくりと散歩をするベビーカーに乗った赤ちゃんとお母さん。
コロナで閉塞的な日が続く中でも、
暖かな太陽の下では、自然と穏やかな時間が流れていました。尊さ。
そして、こちらは家の中。
「ピアノ日和」
「うたた寝日和」
“外出は控えましょう”という理由じゃなく、
家でピアノが弾きたい日、
のんびり読書がしたい日 。
家に入ってくる日差しってすごく良いので!
“好きな時に外に出たいし、
好きな時に家にいたいんだよーーーっ!!!”
という、心の大声が反映されつつ、
日常の“普通”っぽさをカタチにした5匹です。
「お花見日和(桜の豆猫茶)」
やっぱり春は桜でしょう!
どこに行っても、桜を眺める人たちはみんな楽しそうです。
『スプリングトイ』シリーズの
「花より団子」
「ミツバチとハチワレ」。
スプリングを使ったものをつくってみたく、今回が初となりました。
ある程度カタチが決まった時に“スプリング ハズ カム”のワードが浮かんでやってきて、
ダブルミーニングになるこの季節を逃してなるものかという決意で制作しました。
ボヨヨ‥‥ンとけっこう揺れるので、
じっと見てると酔います。群れ。
というような感じで、春をつくりました。
手に取ってくださった皆さま、
ご注文が届くのを待ってくださっている皆さま、
ありがとうございます!!!
どうか暖かな良い春を過ごせていますように。
心がポカポカしていますように。