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【私のバイブル】お客さまからのお手紙

2021.04.15 13:00

私が23〜24歳の頃、あるお客さまと出会いました。

そのお客さまは先輩が担当していましたが、先輩が退職するにあたり、私が引継ぐことになりました。


引継いで2年ほど経った頃、お客さまからお手紙を頂きました。

※富岡は私の旧姓です。


富岡寿江さま
こんにちは。
(中略)

前に、富岡さんは「どんな目的で(どんなことを思って)ここに通っているのですか?」とお手入れ中に私にきいたことがありました。その時もその時に思ったことを答えたと思うのですが、今あらためてその質問について考えています。

3年前は、「やせたい」「脚をきれいに」「冷えを改善」・・・etc様々な思いがありました。

まずは、わかりやすい、すぐ見てわかるようなことがハードルだったり、目標だったような気がします。あれから月日が流れ、私自身も気づかないうちに気持ちの面で変化があったように思います。あの時、何て答えたのでしょう・・・今はこう思います。

「5年後、10年後、笑っていられるため」「(その時の)自分が好き、と言えるため」。

きっとね、若さには勝てない部分てあると思うんです。年齢はイヤでも増えていくし。苦笑。

ただ、そんな中でも、ちょっとの・・・ほんのちょっとの努力ってしていいと思うし、今がこれから先につながるんだと信じることって悪いことじゃないと思うんですね。

「自分が好き」って実際声にするかどうかは別にして、そう思うことって自分を認めることだろうし、自分を認めることができるというのは、生きていく上で幸せなことのように思います。もちろん、それは妥協ではなくて。少しでも努力すること、そして、時々自分を認めること、そういうことができる人間て男・女の別を越えて、いいなって思う。

人間の“内”と“外”って連動していますね。お手入れしていただいてつくづくそう思います。内面をないがしろにして「外の美」は本当の意味で実現不可能で。その逆もまたしかり。パーフェクトなバランスなんて、ないと思うんですね。

けど、それを追う、追っている際中の姿が実はきれいなんだろうな・・・と。

だからこそ、やっぱり謙虚でありたい。「自分はまだまだ・・・」と思って日々歩んでいきたい。

富岡さん、あらためて、これからもよろしくお願いしますね。

この手紙は、富岡さんへの感謝と今現在の私自身についての再確認と、そしてこれからの私自身の意思表示と・・・富岡さんなくして、今のわたしはないですから。ありがとうございます。


このお手紙は頂いてから10年以上経ちます。

当時このお手紙を読んで、仕事の奥深さを感じ、やりがいを教わり、ますますエステが好きになり、仕事に誇りを持てるようになったことを覚えています。


あらためて読み返すと今まさに私が考えていることと共鳴するというか、このときすでに想いを言語化してもらっていたのか・・・!という発見があり、今また心に響いています。