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2020.12.20 06:01
適正技術と代替社会――インドネシアでの実践から (岩波新書)
本, 田中 直
によって 田中 直
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内容紹介 地球の未来は、現在の技術文明の延長上には描けない。必要とされるのは、途上国の状況に適した適正技術である。それは、近代科学技術の問題を乗り越える使命をも帯びている。インドネシアにおける排水処理やバイオマスエネルギー開発の実践をふまえて、今後の望ましい技術のあり方と、それを含む代替社会の方向性を探る。 内容(「BOOK」データベースより) 地球の未来は、現在の技術文明の延長上には描けない。先進国の技術転換とともに、途上国の状況に適した“適正技術”が必要だ。それは、近代科学技術の問題を乗り越える使命をも帯びている。インドネシアにおける排水処理やバイオマスエネルギー開発の実践をふまえて、今後の望ましい技術のあり方と、それを含む代替社会の方向性を探る。 商品の説明をすべて表示する
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適正技術という言葉は全く知らなかった。この言葉には2つの意味がある。1つは、現地の社会的・文化的条件に即した、現地に受け入れ可能で、ニーズを効果的に満たす技術という意味である。著者は、インドネシアの水質汚濁やバイオマスエネルギーに取り組むに際して、この意味での適正技術を目指す。先進国で当たり前とされる技術でも、コストが高かったり、運用のノウハウが必要な技術は、現地では使えないからだ。また、様々な工夫をするために、実際にいろんな技術分野に自ら取り組む。大企業の技術者を経験した著者は、日本では複数の専門家が関わることでコスト高になるし、課題も改良点もかえって見えなくなっているのではないか、という疑問も投げかける。2つめの意味は、公害や資源浪費などの近代科学技術がみたらした問題を念頭に、それらを解決する技術的代替をなす技術群である。インドネシアでの実践を通して、先進国における代替技術を用いた低エネルギー消費社会を提案する。私個人としては、著者の提案する低エネルギー消費社会は極端なように思える。しかし、技術者として、適正技術という考え方を理解することは重要だと思う。