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2020.12.25 13:53
測量船 (講談社文芸文庫)
本, 三好 達治
によって 三好 達治
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内容紹介 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。無限のイメージを喚起するわずか二行の詩「雪」他を収録の第1詩集『測量船』。「乳母車」「甃のうえ」「鳥語」「獅子」等、日本古典の詩風と西欧象徴詩風が混然と融合し、魅了する全92篇(「測量船拾遺」を含む)。新詩の可能性を追究する若き詩人・達治が“現代抒情詩”を展開させた画期的詩集。 内容(「BOOK」データベースより) 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。無限のイメージを喚起するわずか二行の詩「雪」他を収録の第一詩集『測量船』。「乳母車」「甃のうへ」、「鳥語」「獅子」等、日本古典の詩風と西欧象徴詩風が混然と融合し、魅了する全九十二篇(「測量船拾遺」を含む)。新詩の可能性を追究する若き詩人・達治が“現代抒情詩”を展開させた画期的詩集。
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国語の教科書にも載っている「雪」や「甃のうへ」が載っており、そーいう自分も教科書で三好達治を知ったわけだが、この詩集に収められた詩の数々が心に引っ掛かって離れないのは、若者の孤独感やロマンティシズムを、この上なく抒情的な言葉で表現しているからだ。美しい春の日の中で、楽しそうな女子学生を横目にひとりぼっちで歩く(彼女もいない)自分… そんな「甃のうへ」の胸に迫る孤独が、僕には人ごとには思えないし、現代の多くの若者が感じているに違いないと思う。他にも「僕の悲哀を慰めて呉れ」「私には私の悲しみを防ぐすべがない」といったダイレクトな叫びも随所で見られる。風景や感情を精緻に表現する「日本語の組み合わせ能力」の凄さにも圧倒させられるが、やはりこの作品の肝は「青春の孤独感」にある。昔の文学だからと気負いせずに、10代〜20代前半に読むことをオススメしたい。