自分の気持ちが現実に反映していることを理解する。
こんにちは。 カウンセリングルームSUNの宮﨑です。
ご訪問ありがとうございます。
散歩が楽しい季節です。いかがお過ごしですか?
私はもっぱらスマホで写真を撮って、一人喜んでいます(*^^*)
近所でレンゲ畑を見つけました。
ところで・・・、
お子さんはがおうち生活を始めると、まずはじめに親御さんは
何が起こっているのか? を知ろうとします。
情報を収集したり、お子さんの気持ちを推し量ったり、自分の気持ちを振り返ったり・・・。
まずは、自分(親)の思っているように、行動してほしいと願います。
でもそれがうまくいかないとなると、他者の意見を聞いてみようとなります。
そして、
「見守ることが大事です。」
「ありのままを受け入れてあげましょう。」
と、言われたり、情報を得たりします。
(実際、何を言ってもやってもうまくいかない状況が続けば、こうするしかない・・・と親御さんも感じます。)
私も、一番はじめにすることは見守ることがとても大切だと思いますし、その子のありのままを受け入れていくことが本当に大事だと思っています。
(でも、これが親御さんにとっては結構キツイことだったりします・・。)
(コントロールに慣れてしまっていることに、中々気づけない。)
そして、その次です。
私が行っているカウンセリングでは、
理解者になっていきましょう。
味方だと感じてもらうように接していきましょう。
と、クライアントさんにお話します。
そして、
「お子さんをサポートできる親になっていきませんか?」
とお伝えします。
理解者になる、味方だと感じてもらえるように接することで、十分にサポートになっていると、私は思います。
(コントロールは一切やめるということです。すると子どもは、やっと自由と責任を感じて、自分なりの道を考え始めます。)
(サポートするには、やり方や考え方を理解する必要も出てきます。)
それだけでも、それまでの親御さんの対応とは違うものになっていると、敏感なお子さんは感じます。
そして、動き出すお子さんも多くいます。
(まず最初の「理解者になる、味方だと感じてもらえるように接すること」を、しっかりと理解して親御さん自身も気持ちを変えられると、多くのお子さんが動き出します。)
(カウンセリングでは、サポートできる親になるための具体的なお話もさせていただいています。)
そして、その次です。
ここで動き出して、そのままスムーズにいかれる場合もありますし、一旦は動き出しても、また動きが止まることもあります。
(お子さんにとって、大人に成長していくことは、やはり大変なことですし、様々な経験、失敗、成功を通して自分のものにしていくしかないように思います。人生はプロセスです。)
ここからがまた、親御さんの気持ちというのが本当に大切です。
また元に戻ったらどうしよう・・・。
これからはどうしたら・・・。
と、また不安になったりします。
そういう気持ちになるのも、よくわかります・・・。
ですが、ここからが大事なところだと、私は思っています。
自分(親)の気持ちを整えて、
サポートを続ける気持ちを忘れない。
ということです。
(親御さんの気持ちのブレを整えていくこと、続けること。)
(進む速度はそろりそろりでも、目指す方向性は忘れない。)
親だって人間です。
時間が過ぎていけば、気持ちも変わるし、見方も変わったりします。
頭の中で、自分の色々な理由を付けて、ただ見守るだけの親になってしまいがちです。
何にしても、続けるというのは、難しいことです。
人間とはそういうものだと、理解することも大事です。
(なので、その親御さんをサポートする仕事がカウンセラーなのかなと私は思ってカウンセリングをさせていただいています。)
では具体的に、
ちょっと停滞していると感じるお子さんの回復のために親御さんのできることは? ですが、
まず自分(親御さん)を振り返って、
「もう今まで自分はできることはやった」
と感じるのであれば、
「外部の力を借りることを真剣に考える。」
そして、思っているだけでなく、行動する。
(思っていても、行動しても同じように時間は過ぎていきます。)
〇自分(家)だけで抱えるのではなく、オープンにして、外部からのサポートを受け入れやすくする。
〇様々な相談機関を活用してみる。
〇もし、医療機関の助けが必要だと感じているのなら、信頼できるところを受診してみる。(本人が無理な場合は、親御さんだけでも相談してみる。)
そして、もう一方として、
まだ、自分(親)にできることがあるのであればやりたい。
と思う方は、
〇親と子の関係を更に良くしていく。
子どもにサポートしてくれる親だと本当に実感してもらえるように日々、接する。(味方だと実感するように)
ありのまま、無条件の愛を渡していく。
〇人間の心理、脳の仕組み、身体の働きなどの基礎知識を自分に入れていき、お子さんとの関係に活かしていく。 実践していく。(カウンセリングではここを大切にしています。)
〇サポートする側(親)の気持ちを整理する。
→自分の気持ちが、必ず現実に反映することを理解する。
(ここが本当に大事です!)
(矛盾した気持ちのままだと、矛盾した現実が目の前に現れます。なので、まずは親御さんが幸せな気持ちでいられる状況を作ることも必要になってきます。)
〇その上で「話を聴く」時間を持つ。
〇「自分を知る」ということが大切だと伝えていく。
知らなければ、持っている才能を使うこともできません。
〇本人が好きなことを見つけていく。気づいていく。
サポートして欲しいと言ってきたら、そのサポートをする。
〇「人はいつからでも変われる、変わっていくもの」ということも伝えていく。
(「この世で唯一変わらないのは、変わるということだけ」ジョナサン・スウィフト)
〇地道な毎日、行動を、あきらめないで続けていく。
(「子どもを信頼する気持ちを忘れない」というのが大前提です。)
当たり前のことばかりですが、これを続けることがお子さんが元気になり、動き出すことにつながります。
もちろん、最初に書いた外部の力も活用しながらやっていけば、更に現実が変わっていく速度も変わってくると私は思います。
今は他にも、サポートする方、やり方もたくさんの情報があります。
毎日の地道なことばかりですが、続けることが難しいのが私たち人間です。
なので、その方その方とって、自分(親御さん、ご本人)に合ったやり方を見つけ、元気になっていかれる方が増えていったらいいなーと、私は思っています。
最後までお読みいただきましたありがとうございます。
[カウンセリングルームSUN]心理カウンセラー 宮﨑真由子でした。
※【カウンセリングルームSUN】の個別カウンセリングは、随時受け付けております。
自分自身の悩み、これからの人生について、不登校・ひきこもり、家族関係・人間関係の悩みなど、様々な角度からサポートさせていただいています。
プライベートスペースでゆっくりお話を伺いますので、ご安心ください。
当カウンセリングルームは神奈川県西部にあります。(小田原・南足柄・開成)
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[カウンセリングルームSUN]宮﨑 真由子