制作事例CASE12:オリジナル名入れノート
こんにちは。
本日は大栗紙工さんのノートの名入れの様子をご紹介します。
大栗紙工さんは、発達障がい者のかたも使いやすい「mahora(まほら)」というオリジナルのノートを手掛けており、今回はクラウドファンディングのお礼として当店の活字で名入れを行いました。
1名ずつお名前を活字で組むのでとても大変な作業です。
ご支援いただいた方々のお名前を間違えることがないように、慎重に確認しながら作業をします。ノートの色やサイズにバリエーションがあるので、こちらもしっかりと確認をしながら印刷をされていました。
おひとりで作業するのは想像よりも大変なので、わたしも活字を拾う作業を少しお手伝いさせていただきました。活字で席札のお名前を印刷したときもお手伝いしたな~と思い出しながら静かに並べていきます。スタッフに余裕があるときはお手伝いさせていただきますね。
印刷のときは、ノートを活版印刷機(テキン)にそのまま挟んでレバーを降ろします。
表紙だけをめくって印刷機に挟む場合もありますが、ノートの形状を見ながらベストな方法を選択しています。普段は名刺やカードなどの薄紙が多いですが、1.5cmくらいまでの厚みであればご対応が可能です。
過去にモレスキンの名入れもしたことがありますので、ご興味があればお読みください。
最後にTHE LETTER PRESSのノートも作ってくださいました。
こちらは一番小さなB7サイズのあみかけ横罫〈ラベンダー〉のノートです。小さいので上着やエプロンのポケットにも入りそうです。かわいい~
印刷は二日間かけて、丁寧に作業しておられました。綺麗に印刷されていたのでご支援いただいた方にもきっと喜んでいただけると思います。
ノートは大栗紙工さんのオンラインストアでもご購入できますので、ぜひご覧くださいね。
~印刷内容~
アイテム:ノート 約80冊
コース:活版印刷機レンタル
印刷版:店内活字 (センチュリーオールド18pt)
サイズ:セミB5, B6
インキ:スミ
所要時間:2日間
※印刷機のレクチャー、活字の組版、印刷位置の確認、印刷練習、片付けを含みます。
※所要時間は状況によって変動いたしますので、ご参考程度にご覧ください。
※ノートの名入れは事前にご相談・ご予約を済ませていただき、商品のご購入もお客さま自身でお願いいたします。また、万が一印刷のズレやかすれが出た場合でも保証ができませんのでご了承ください。
ご予約・ご相談はメールにて受け付けております。