行ってみたら楽しかった現象の裏側
2021.04.16 08:09
「ジョギングをやろう」
そう決めてある程度続けています。
...という人がいたとして。
たまに「やる気でないな」という時があります。
「なんかやりたくないなぁ。でも決めたしなぁ...どうしよう」
迷い、というか面倒臭さが出たりします。
そんな時、ちょっと頑張って1歩走ってみたら10歩でも100歩でも走れた、なんていう経験は ありませんか?
学生時代の部活。
やる前は「嫌だなぁ」と思っていても、サボるいい理由が見つからず、仕方なく参加してみると「なんか面白かった...」と。
「行く前は面倒くさいんだけど行ってみると楽しい」現象。
なぜこんなことが起こるのか?
実は、体を動かすと脳からドーパミンが出て、それがやる気ホルモン(TRH)の分泌につながっていることがわかっています。
「なるほど。。だからか」と思います。
勉強の途中、「ちょっとだけ」のつもりで始めた部屋の掃除に夢中になってしまうのは。笑
何かやらなければならないことがある。でも、あれもこれもと「100」を思い浮かべて頭が重くなっている時。全部やろうとするのではなく、とりあえず小さくスタートしてみる。
小さな1の行動が次の2、3にトントントンとつながっていきますよ。
「小さな1の行動はスイッチで、大きな100の計画がブレーキ」
よくあります。
小さな1の行動によりドーパミンがオンとなり、そしてやる気ホルモン(TRH)もオンになる。10が積み上がり、50が積み上がり、ついには...
「100出来ちゃいましたね!!」
これが「行く前は嫌だけど、行くと楽しい」のカラクリです。
小さな「1」の行動。大切にしたいです。
matsuo