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相談室のこと

2021.04.16 09:25

言語聴覚研究所付属相談室は、地域でことばのことにお困りの成人・小児の言語相談をお受けしております。

地域においてことばのことを相談できるのは、病院、療育センターなどいくつかあります。

広島県言語聴覚士会には、言語聴覚士がいる機関のリストも載っています。(2017年のもの)


とはいえまだまだ、「ことばのこと」となった時にどこに聞いたらいいか、わからないというのが実際なのかなと思います。

当大学でも、2018年専攻科が開学したのち、2019年8月より相談室を開設、教員が相談をお受けしています。

教員は失語症などの高次脳機能障害の専門、成人発声発語・嚥下障害の専門、吃音の専門、小児言語発達障害の専門など、それぞれの専門領域の相談をお受けしています。

実際の利用者は小児言語発達の相談が多いです。

先日は、小児の初回相談を学生がマジックミラー越しに見学しました。

1年生の時に習ったことを踏まえて、初回のインテークや保護者支援の実際を見て、座学で学んだことの理解がより一層深まったようでした。

2年生は今年度も、実際の親子に協力してもらって、学内で演習を行います。

昨年度はオンラインでした、今年度は対面で実施できるよう、コロナ対策もしっかりしていきたいと思います。