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2021.04.18 05:29
~星槎中・高校生と農業体験~
わかば通信70号(2021.4..1号)から
清明のころ、心浮き立つ季節になります。
ソメイヨシノも年々早咲きになり、入学式のころ、満開の桜に見守られた一年生の笑顔がほほえましくもありました。東北の三春の春は、4月初めに梅、桃、桜が一度に咲きそろいます。三春出身の田部井淳子さんは、三春の道はすべて山道です、と言っていますが、確かに道は山に続いており、春になると道端のすみれやレンゲも共演になります。
長津田の畑も冬の間は乾燥していましたが、周期的に降る雨のおかげで緑を運んでくれます。自然の営みに感謝しています。フキノトウを先駆けに土筆も摘みごろになり、土筆のほろ苦さを、待ちに待っていた知人に知らせました。昨年は3月13日に土筆摘みをしました。
畑仕事も力の入る季節です。3月には星槎高校生と男爵と北あかりの植え付けをしました。昨年までクズとセイダカアワダチ草がはびこる荒れ地でしたので、4月からしっかり草取りをするつもりです。
3月初めにはハーブ畑の一部にローズマリーを移植しました。パクチー、カモミール、ペパーミントなどのハーブの種まきも雨の日の作業として取り組んでいます。ブルーベリーの挿し木にも挑戦。ハーブ園をお手伝いくださる方も7人に増え心強いことです。
柿の木の剪定も半分ほど終わりました。残りは今年の秋にします。甘柿か渋柿か気になりますが、たくさん実がつくことを願っています。また畑の中腹にベンチを置いて、くつろぎの場づくりも考えています。
(白岩正明・認定NPO法人理事長)