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テマヒマ

仕切

2021.04.18 21:36

おはようございます。


暮らし、味わう。


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。

半年ほど前になりますが、日本経済新聞の文

化面に柏木博さんによる「コロナ禍のしきり

」という文章が載っていました。抜粋してご

紹介すると。


我々の生活の中には無数のしきりがある。

しきりの形式は文化の差異を反映していて、

欧米の強固な壁やドアに対して、日本の伝統

的なしきりの襖や障子、屏風などは、互いの

気配を感じられるぐらい柔らかなものである。


コロナ禍により、マスク、都市のロックダウ

ン、情報格差(デジタル・デバイド)といった

新たなしきりが生まれいる。リモートワークなどの状況をネットを通して繋がってると感

じる人もいるかもしれませんが、ここではモ

ニタというしきりと表現しています。ウィル

スへの防御は可能な限りしなければならない

けど、そのしきりが感情や観覚、文化に新た

な変化を引き起こしていると指摘しています


コロナ対策のアクリル板=仕切りの設置について、僕自身は懐疑的だったりどちらかと言

えば消極的でした。

現在席数を減らして、お客様グループ毎の席

間を空けて営業していますが、お客様グルー

プとお客様グループの間にアクリル板を置く

よりも飛沫防止という意味ではお客様グルー

プ内に置いた方が効果や意味があるでは?と

思ったり。


店主やスタッフさら、カウンターのお客様が

お食事中にお話になり(お食事中以外はマスク

着用して頂いています)その飛沫がカウンター

の上にある器に飛び、そこから感染すること

への不安、心配が言われていました。

カウンターへの仕切りが、お客様とお店との

間の物理的な境界となるだけでなく、心理的

な隔たりになってしまったうのは嫌だなぁと

か、見栄え、美的観覚であんまりだなぁとか

、僕自身が考えてたこともあり具体化してま

せんでした。

過去にネットでそのことを調べた時には大丈

夫だと認識したのですが、感染する証拠がな

いのと同じぐらい、感染しない証明ば難しい

ことであり、最近のウィルスの変異、急速な

感染拡大があり、カウンター上に仕切りを

日から設置しました。最大限優先すべきはお

客様とスタッフの安心と安心「感」とですので。


仕切りはあっても決してお客様にそれを感じ

させないような、テマヒマであり続けたいと

思います。そしてこの仕切りを取っ払うこと

が出来る日が早く来ることを祈ります。。。


ちなみに先述の柏木博さんの文書は、半開き

した柔らかな仕切り、優しい仕切り=寛容さ

の再生を主張して最後締めています。

昨日は一昨日とは一転ランチタイムには沢山

の皆様にお越し頂きありがとうございました

。早々に売り切れのためお断りしてしまった

皆様申し訳ございませんでした。

今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち

しております。ランチのご予約状況ですが、

11時半が2組、12時が2組で残り7席となっ

ています。


それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを

テマヒマで。今日も好い一日を!